◆4区連携、シェア活用 放置自転車台数が都内の駅でワースト1位の秋葉原駅周辺。千代田区などでつくる「秋葉原駅周辺放置自転車対策会議」は、千代田、中央、港、江東の4区による広域連携コミュニティサイクル(※)を活用して放置自転車対策に取り組んでいる。今月1日から実証実験が始まっており、将来的には放置自転車ゼロを目指す。 ビジネスマンや外国人観光客が行き交う秋葉原。量販店ヨドバシカメラの入り口の前には、10台以上の自転車が並んでいる。歩道上に自転車を止め、足早に去っていく男性の姿も。 2014年度の都の調査によると、晴れた日の午前に秋葉原駅周辺には、840台の放置自転車があった。前年度の調査より164台も増えており、都内全駅周辺で、錦糸町、新宿に次ぐワースト3位から同1位になった。 この結果を受け、千代田区は15年4月、JR東日本やつくばエクスプレスなどの鉄道事業者、ヨドバシカメラなど集客施設事