河野氏が出馬表明 裏金議員「返納でけじめ」―自民総裁選 時事通信 政治部2024年08月26日19時53分配信 自民党総裁選への立候補を表明する河野太郎デジタル相=26日午後、国会内 自民党の河野太郎デジタル相(61)は26日、国会内で記者会見を開き、党総裁選(9月12日告示、27日投開票)への立候補を表明した。正式表明は3人目で現職閣僚では初めて。派閥裏金事件に関係した議員に対し、政治資金収支報告書の不記載額を返納するよう主張した。 自民総裁選、全国遊説は厳戒態勢 世論アピールとバランス苦慮 河野氏は総裁選の論点である裏金事件への対応について「検察が調べて分からないものを真相究明するのは難しい」と指摘。「不記載と同じ金額を返還していただくことでけじめとするのがいい」と訴えた。関係議員は返納を条件に衆院選で公認する考えを示し、「党の候補として国民の審判を総選挙で仰ぐことになる」と語った。