ブックマーク / blog.goo.ne.jp/kurokuragawa (9)

  • 実の兄弟の子供を妊娠すること(追記あり) - 玄倉川の岸辺

    根津医師による「代理出産」(個人的には寄生出産と呼ぶ)のデータを見て私は確信を深めた。 「代理出産」を認めれば弱い立場の女性が「代理母」を強制されるに違いない。 代理出産の根津医師が独自データ公表、15例で出産は8例 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 諏訪マタニティークリニック(長野県)の根津八紘院長は4日、これまで独自実施してきた代理出産のデータを公表した。 これまで、15例試みた結果8例で出産に至り、3例では流産したという。近く海外の医学誌に論文を投稿する。 日学術会議は代理出産を原則禁止とする報告書を近く正式決定するが、同会議の検討委員会で、根津院長が詳しいデータを明らかにしないと批判の声が出たため、公表に踏み切った。 ホームページで公表したデータでは、根津院長は1996年以来、約100組の夫婦から相談を受けた。代理出産を試みた15例のうち4例は妊娠しなかった

    実の兄弟の子供を妊娠すること(追記あり) - 玄倉川の岸辺
    azumy
    azumy 2008/04/05
    圧力の有無まで考えるのは自分の頭が拒否反応を起こすけれど、なにかあるには違いないだろう。直接の圧力ではなくても、無意識のうちに追い詰めるようなやり方や、本人たちも意識しないような共依存などが。
  • 「代理出産」禁止を支持する - 玄倉川の岸辺

    「代理出産を法律で禁止すべき」とする日学術会議の最終報告書に安心した。 現実的に考えるとあまりにも問題が多すぎて原則禁止以外ありえない。 産婦人科医の方が起こりうる(実例が増えれば確実に起きる)問題点を具体的に書いてくださっているのでぜひ読んでほしい。 代理母に関するトラブルシューティング|ポンコツ研究日記~悩める産婦人科医のブログ~ そもそも「代理出産」とはマスコミ好みの美談にできるような甘い代物ではない。 依頼者の「強い欲望」と代理母の「身体的・精神的リスク」そして全国民が負担する社会的コストがぶつかりあうキナ臭い話である。依頼者の願望ばかり伝える情緒的な報道は狼の仔を子犬と偽って売りつけるようなものだ。それを知らない、あるいは危険から目を背けた情緒的な「代理出産」賛成・容認論には意味がない。 鴨下委員長をはじめとして誠実に「代理出産」の問題を検討し倫理的・社会的に適切な報告書をまと

    「代理出産」禁止を支持する - 玄倉川の岸辺
  • 「代理出産」希望者の再現ドラマ - 玄倉川の岸辺

    四月に記者会見を開き「代理母ボランティア」を募集した30代女性とその母親の再現ドラマを見た。 新報道プレミアA  母さん私の子産んで…代理出産に挑んだ母娘 以下に書くのはあくまでも再現ドラマの感想である。 モデルとなった女性たち、自分たちの子供に恵まれない不幸な(あるいは「自分たちは不幸だという思いに取り付かれた」)人たちを批判したくはない。 テレビの再現ドラマでは視聴者の感情を短い時間で刺激するため、複雑な人間性をステロタイプなキャラクターとして描くことがよくある。たぶん過剰演出や細かな事実の違いもあることだろう。 繰り返すが、これから書く感想・批判はあくまでも「ドラマ内のキャラクター」「ドラマで描かれた物語」に対してのものだ。 長々しい前置きはこれくらいにしよう。 率直な感想をひとことで言えば「グロテスク」だった。その他には 「お涙頂戴」 「自己憐憫におぼれている」 「欲望に取り付かれ

    「代理出産」希望者の再現ドラマ - 玄倉川の岸辺
    azumy
    azumy 2007/05/22
    やはりこういうことか。子をもたないことへの偏見に凝り固まっているのは実は本人だと。とはいえ、この手の再現ドラマはひどい作りのことが多いから話半分くらいのがいいかも
  • 「代理出産」賛成派の意見 その1 - 玄倉川の岸辺

    15日の記事に続いて「代理出産」(寄生出産)について掲示板に寄せられた匿名意見を紹介する。 ZERO 代理出産について、皆さんの御意見を聞かせてください。 ご意見: 私は代理出産・・・賛成です 私も出来ないかもと言われていたのに今は2児のママです もし当に授からなかったら私も代理出産を望んでいたと思います 愛する人の赤ちゃん、愛する人に赤ちゃんを抱かせてあげたいと願うのは誰でも思うこと 代理出産のことを議論してるのは赤ちゃんを産むことが出来ない男の人 そんな人たちに女の気持ちが分かってたまるか 赤ちゃんはパパとママにとって宝なんです 今、がんばって体外受精に挑んでる人、その望みすらない人に宝物の赤ちゃんを抱かせてあげてほしい 先生が言ったとおり人間として考えてほしい 赤ちゃんは手の中に夢や希望を握ってやってくるのですから <秋田県 女性 35歳> ご意見: わたしは2児の母ですが、代理出

    「代理出産」賛成派の意見 その1 - 玄倉川の岸辺
  • 「代理出産」賛成派の意見 その2 - 玄倉川の岸辺

    「その1」より続く ご意見: 以前『代理出産』についての街角アンケートをテレビのニュースで見ました。その中のある方が「自分で産めばいいじゃない」という発言をされてました。ひどく心が痛みました。自分で出産できないからこういう問題に直面しているのに…。 代理出産は女性が子供を産む最後の手段。 子供が欲しいという切実な想い。子供に愛情をたくさん注ぎ育てたいという夫婦の願い。 何がいけないのでしょうか? < 女性 19歳> ご意見: 代理出産はダメなことではないと思います!むしろ大切にすべきものだと思います。子供が欲しくないという人が多くなる中で子供が欲しいという人を保護していくべきだと思います。条件付きでいいので、日でも早くみとめるべきだとおもいます。 <岐阜県 男性 18歳> ご意見: 反対、こどもがほしい気持ちは分かるが、自然にまかすべきだと重います。養子とかで、がまんするべきだと思う。

    「代理出産」賛成派の意見 その2 - 玄倉川の岸辺
  • ID:ktL3v1/80 の意見 - 玄倉川の岸辺

    1979年にノーベル医学賞を受賞した偉大な三文SF作家キルゴア・トラウトが「人生に必要なことはすべて2ちゃんねるで学んだ」と語っていたような気がするが、実にまったくもって正しい洞察といえる。 以下は「代理出産」(私はむしろ「寄生出産」と呼びたい)について賢明なる2ちゃんねらーが語った言葉である。 32 名前:名無しさん@七周年[sage] 投稿日:2007/04/14(土) 00:21:05 ID:ktL3v1/80 とりあえず、代理母買わせろという連中はメンヘル気味なのは 向井や根津や今回の記者会見見てよくわかった。 自己実現に子供を利用させてはいけない。子供は道具じゃない。 彼らに必要なのは精神科医かカウンセラーだと思う。 145 名前:名無しさん@七周年[sage] 投稿日:2007/04/14(土) 01:39:38 ID:ktL3v1/80 障害児なら根津が引き取るってことは 代

    ID:ktL3v1/80 の意見 - 玄倉川の岸辺
    azumy
    azumy 2007/04/16
    ID:ktL3v1/80氏の言い分は偏ってはいるが、代理出産に絡むある側面をよく言い当てていると思う。「自分、自分、自分か」とかね。
  • 代理出産=「寄生出産」 - 玄倉川の岸辺

    格闘家とタレント夫婦の訴訟報道をきっかけに、いわゆる「代理出産」への認知が広がっている。いや、私自身も最高裁判決の前にはほとんど関心を持っていなかった。だが、彼女たちがまるで悲劇の主人公のように自己陶酔した表情で話しているのを見て「これはおかしいぞ」と思い、いろいろと調べていくうちに「代理出産」には到底見逃すことのできない重大な問題が山積してことに気付かされた。 「産む機械」を肯定する世論 「代理母」報道の偽善、あるいは認知の歪み グロテスクな未来 だが、なぜかマスコミは「代理出産」の暗い面を伝えようとせず、(認める方向で)「法律を整備せよ」という声ばかり聞こえてくる。それに影響されたのか、あるいは逆にマスコミが遠慮したのか、世間の反応もおおむね「代理出産」に好意的なようだ。(代理出産(代理母)による法律関係~NHK世論調査「「認めるべきだ」が56%) これはおかしい。 政治家が人口統計を

    代理出産=「寄生出産」 - 玄倉川の岸辺
    azumy
    azumy 2007/04/14
    代理母側の身体的負担についてはなぜか議論ではあまり取り沙汰されない。骨髄移植ドナー以上、生体移植ドナーなみのリスクがあるのに。
  • 「代理母」報道の偽善、あるいは認知の歪み - 玄倉川の岸辺

    子供のころ初めて読んだ「大人向けの」は星新一のショートショートだった。 そのころからずっとSF小説を読みSF映画・アニメを見続けている。 マニアとか筋金入りとはとても言えないが、長年のSFファンとしてたいていの「非人間的」「非常識」「非倫理的」なアイデアには驚かない。 たとえばロバート・J・ソウヤーのネアンデルタール三部作では「ホモ・サピエンス・サピエンス(人類)が滅び、ホモ・ネアンデルターレンシス(ネアンデルタール人)が高度な文明を築いた並行世界」の姿が描かれているが、その世界はずいぶん非人間的だ。 ブックレビュー:《ネアンデルタール・パララックス》 シリーズ ソウヤーの描くネアンデルタール世界には戦争はなく、犯罪はほとんど起きず、技術は進歩し、人口は抑制され環境問題も存在しない。 これだけだと理想的な世界のようだが、その代償として 「宗教が存在しない」 「すべての成人は腕に電子装置を

    「代理母」報道の偽善、あるいは認知の歪み - 玄倉川の岸辺
  • 「産む機械」を肯定する世論 - 玄倉川の岸辺

    マスコミの伝える(作り出す)「世論」「国民感情」とは不思議なものだ。私にはよく分からないことが多い。 向井亜紀さんの双子男児、出生届受理を認めず…最高裁 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) タレントの向井亜紀さん(42)夫が米国の女性に代理出産を依頼して生まれた双子の男児(3)について、夫を両親とする出生届けを東京都品川区が受理しなかったことの是非が問われた裁判で、最高裁第2小法廷は23日、受理を区に命じた東京高裁決定を破棄し、出生届受理は認められないとする決定をした。 代理出産の向井さん「ベスト尽くした」…TVで : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 代理出産を巡る最高裁決定で、双子の男児(3)との母子関係を認められなかったタレントの向井亜紀さん(42)は24日午前、朝日放送(大阪)のテレビ番組にレギュラー出演し、他の出演者から激励の言葉をかけら

    「産む機械」を肯定する世論 - 玄倉川の岸辺
    azumy
    azumy 2007/03/26
    この内容に同意。マスコミでは依頼側の「産めなくてかわいそう」は取り上げるが、代理母側での視点が欠けている。代理出産に関しては依頼側はほぼリスク0なのに対し代理母側は大きなリスクを背負う。
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