自民党の総裁任期の延長を議論する役員会が開かれ、現在、「1期3年、連続2期まで」となっている任期を、連続3期まで延ばすか、任期の制度自体を撤廃するかのいずれかが望ましいという認識で一致し、事実上、総裁任期は延長されることになりました。 総裁任期の延長を議論する「党・政治制度改革実行本部」は19日、3回目の役員会を開き、本部長を務める高村副総裁や、党内8つのすべての派閥の議員らが出席し、意見を交わしました。 その結果、役員会としては、連続3期9年までに延ばすか、任期の制度自体を撤廃するかのいずれかが望ましいという認識で一致しました。 そして、月内にも開かれる、党所属の国会議員を対象にした会合で、どのような案を示すかは、高村氏に一任することを決め、事実上、自民党の総裁任期は延長されることになりました。 党としては、年内に意見を集約し、来年3月の党大会で党則を改正したい考えです。
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