「iPhone」は今もAppleの最大の稼ぎ頭だ。それは喜ばしいことでもあり、問題でもある。 iPhoneは2015会計年度第1四半期(米国時間2014年12月27日締め)、Appleにとって記録的な売上高と利益をもたらした。しかし、絶好調だったiPhone販売は、Appleが1つの製品ラインに依存していることを再び浮き彫りにし、同社の今後のリスク要因となっている。 Appleの前最高経営責任者(CEO)のSteve Jobs氏は、強力な製品を3つ持つという同社の戦略について長く語っていた。同氏が「3本脚の椅子」と呼んでいた戦略だ。当時それは、「Macintosh」コンピュータ、「iPod」音楽プレーヤー、iPhoneだった。3本の脚はその後、iPhone、「iPad」、Macへと変わった。しかし最近は、その椅子は1本の脚、つまりiPhoneだけで支えられている。2014年のホリデー四半期
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