M2M普及のカギは「エコシステム」「技術の進化」「標準化の進展」――ドコモの高原氏:ATTT/Mobile IT Asia 「M2Mは、300万、400万台という世界から、何千万、何億台という世界に飛躍的に伸びていく。世界の通信オペレーターは、M2Mの成長を取り込んでいく必要がある」――。こう話すのはNTTドコモでユビキタスサービス部の部長を務める高原幸一氏だ。 M2M(Machine to Machine)は、ネットワークに接続された機器同士が相互に情報をやりとりするという通信形式。これまで自動車の運行管理や遠隔検針、モバイル決済システム、オンライン検量システムなどでの利用が主流だったが、今後はさらなる利用の拡大が見込まれるという。 M2Mの普及を加速させるために必要な要素は何なのか、なぜ今、世界の通信キャリアがM2Mに注目しているのか――。同氏が、第4回 国際自動車通信技術展/第2回