Soldier Standing Guard photo from Shutterstock イギリス国防省は、最大5億ポンド(約800億円)の予算を組んで、サイバー空間での防衛と攻撃に備える専門のサイバー軍を立ち上げると、フィリップ・ハモンド国防長官が述べた。 「統合サイバー予備軍」では、イギリスの国家安全を守るために、数百人規模のハッカーたちを入隊させる予定だ。新たな部隊は、コーシャムとチェルトナムにある既存の統合サイバー部門を支援するものとなり、国防省のサイバーチームに雇用される予備兵の数は急増する。 ハモンド長官は保守党議員たちの会議の席で、安全に保護された政府のイントラネットだけを見ても、2012年には約40万件の高度なサイバー攻撃が、イギリスのサイバー防衛体制によって食い止められたと述べた。同長官は、現在の脅威は地上や海、空だけでなく、「宇宙やインターネット」からももたらされる