ラルフ・ローレンやルイ・ヴィトンなどの高級ブランドは、若年層へのリーチを広げるために相次いでストリートブランドとのコラボに動いている。復刻版の限定販売やランウェイでの演出など、ストリートカルチャーを自社ブランドに溶け込ませようと必死だ。一方、増加する高級ブランド×ストリードウェアの動きには、賛否両論あるようだ。 高級ファッションとストリートウェアの境界線は、かつてなく曖昧になっている。 NY発のストリートブランドであるシュプリーム(Supreme)は、10月はじめに、その株式の半分を、ワシントンD.C.の投資ファンド カーライル・グループ(The Carlyle Group)に5億ドル(約550億円)で売却したことを発表した。これは大きな話題を呼んだが、すでにルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)とのコラボでファッションファンを熱狂させたシュプリームにとってはおまけに過ぎなかったと言