リクルートの奇跡―このパワーはどこから生まれるのか (PHPビジネスライブラリー)作者: 今岡和彦出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 1984/01メディア: 新書P26 「社員にとって、リクルートは仕事の場であり、かつ生活の場」P27 江副(47歳)「私どもの会社はゲマインシャフトであり、運命共同体、生活共同体的な色彩が非情に濃い会社なんです。したがって、フォーマルな人間関係だけでなく、インフォーマルな人間関係も大事にしています。」*(ゲゼルシャフト=利害共同体)P56 「ウチの制度は風土を母体として生まれている。したがって、風土にマッチした制度しかない。しかも、最初から制度として実施するのではなく、まず実験的にやって、定着したら制度としてまとめるという形をとっている。当然、朝令暮改的なことも起こるが、それによるロスには目をつぶっています」P80 江副「ウチの経営理念は、儲かること
大事なことはみんなリクルートから教わった (ソフトバンク文庫NF)作者: 柳谷杞一郎, 藤田久美子出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2008/09/17メディア: 文庫今野誠一(株式会社マングローブ)P25 江副(byフロムの引用)コミュニケーションについて:「愛することは知ることである。愛するための努力は、知るための努力である」 ; 「会社の歴史とか、置かれた状況とか、取引先のこととか、あるいは会社で働く仲間のことについてよく知っているということが「愛社心」の基本」P29 「メンバーの細かなところをよく見ていて、日常的に褒めることが何より大切」P42 バブル崩壊後のリストラ対応での失敗を受けて:「人のメンタルな部分に関わることは優先して動くこと。社員の心を大切にするためのことなら先に身体が動く自分でいようと自分に刻み込んだ」小笹芳央(L&M)P66 「現在は企業が学
ハーバードMBA留学記 資本主義の士官学校にて作者: 岩瀬大輔出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2006/11/16メディア: 単行本(ソフトカバー)本はその人が読むべき時に読まないと意味がないから、「この本がいいよ」と勧めることはあまりない。強いて言えば、後輩たちには梅田望夫「ウェブ時代をゆく」だけは読んでおいたほうがいいよ、と言ってるくらい。でも、この本は、リアルに日本を変えたいと思うなら、真っ先に読んだ方がいいと勧めたい一冊。合う合わないはともかく、日本のトップエリートの層で勝負していきたいなら、その典型の一人の生き様を感じるために、読んでおくべきだ。僕の生き方と、ある側面において対極にいる岩瀬大輔。このblog100 冊目にして、しばし僕の(アンチ・)ロール・モデルに設定。このレベルで勝負していかないと、日本は生き残れないよ。このレベルで勝負する人間が、あと 10万人くらいい
プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))作者: P・F.ドラッカー, Peter F. Drucker, 上田惇生出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2000/07メディア: 単行本P醞 「知識労働者の帰属先は、雇用主たる組織ではなく、自らの専門領域にならざるをえなくなる。彼らにとって、コミュニティとは自らの専門領域そのものとなっていく。」P55 「知識労働の生産性の向上を図る場合にまず問うべきは、「何が目的か。何を実現しようとしているか。なぜそれを行うか」である。手っ取り早く、しかも、おそらくもっとも効果的に知識労働者の生産性を向上させる方法は、仕事を定義し直すことである。特に、行う必要のない仕事をやめることである。」P106 「「自らの強みが何か」を知ること、「それらの強みをいかにしてさらに強化するか」を知ること、そして
決断力 (角川oneテーマ21)作者: 羽生善治出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/07メディア: 新書本屋で平積みになっているのを見かけ、梅田望夫本でよく出てきていたのを思い出し購入。二人が響きあうのも納得。将棋をやってる人って、ただ将棋をやってるだけじゃないのだな、ということを感じさせられる。 P42 「将棋の対局はきわめて難しい。(米長)先生が「対局が終わると、頭の血管が膨れ上がり、頭皮が真っ赤になっていることがある」といわれたことがある。それほど長く、深く集中するのだ。若い私ですら一局がおわると疲れ果て、翌日は身動きするのもつらいほどである。それくらい消耗するのだ。」P43 7冠を取ったとき、(釣った鯛をたとえに米長が)「じっと見ていてもすぐには何も変わりません。しかし、間違いなく腐ります。どうしてか? 時の経過が状況を変えてしまうからです。だから今は最善だけど、それは
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/11/06メディア: 新書あまり人に強く本を勧めることはしないが、何か一冊、と言われたら僕より若い奴にはたいていこの本を推してる。この本に限っては、自分のためというよりも読んでくれる後輩達に伝えたいことが多く、長めの引用が増えたかな。P86 「良き「志向性の共同体」作りに多くの人がリーダーシップを発揮するようになれば、無数の営みの中から、「一日五分の善意や小さな努力」を持ち寄る参加者を世界中から惹き付ける想像的コミュニティも現れるのではなかろうか。」P90 「時間だけがすべての人に平等に与えられたリソースである。その時間を、自らの志向性と波長の合う領域に惜しみなくつぎ込む。それが個を輝かせる。大切な時間というリソースを自分らしくどう使うのか。そこがこれからはま
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