覚せい剤取締法違反の罪で有罪判決を受けた元女優、酒井法子(39)の初の自叙伝『贖罪』(朝日新聞出版)が発売された。薬物に手を出すようになった経緯や、逃亡生活中に自殺を考えたことなどを生々しく綴っているが、周囲の反応は冷ややかだ。(夕刊フジ) 著書は警察の職務質問を受ける元夫、高相祐一氏からの電話で始まる。出生から清純派アイドル「のりピー」としての活躍の舞台裏、そして実名こそ出していないが女優として人気を得るきっかけとなったドラマ「ひとつ屋根の下」の脚本家、野島伸司氏との恋愛と失恋にも触れている。 薬物を使用するようになったのは、別れようと思っていた夫に「スッキリするから」と勧められたためで、《夫婦の仲がうまくいかない。自分たちではどうにもできない。そこで何か脱却するキッカケが欲しかった》という。 夫の逮捕後はパニックとなり、《せめて薬物の成分が検出されなければ、タレントとしてのイメージダウ