標記の図書が、2015年1月8日に刊行されました。 比較的メジャーな出版社からの発行であることもあり、今後、牛乳有害論や牛乳不要論などのいわゆる「アンチミルク」を訴える人々が、この本を引用して、様々な言説を繰り広げることも想定されます。 これを踏まえ、Jミルクとしては、「乳の学術連合」の協力を得ながら、適切な対応、必要な反論に向けて、論点とエビデンスの整理を行うこととしており、既に、学術連合の先生方からは、各研究分野の専門的な視点によるご意見、当該図書の誤りや論理的な矛盾点についてのご指摘も頂いているところです。 つきましては、当面の対応として、当該図書で展開されている「アンチミルク」の主な主張に対し、Jミルクで収集・整理している研究者の見解やエビデンス等の情報をご提供致しますので、参考にして下さい。 なお、併せて、今後の対応について、ご連絡致します。 本書の出版意図については、「まえがき
なぜ、突然、こんなワケのわからないことを書いているのかというと、twitterで「MSXは失敗だったと言われてもなあ」ってボヤキがTLに流れてきたから。 だいたい世の中、成功・失敗と簡単に白黒つけられたら苦労はしない。そういう単純なモノゴトの見方は話しにならんだろうと思って書いてみることにした。 まずMSXは何者かというと、1983年にアスキー=マイクロソフトによって提唱された共通ハードウェア/ソフトウェア規格だ。この規格にソニー・パナソニックなど10社以上が乗り、ホビーパソコンとして、またホームコンピュータとして売りだされることになった。 世界共通規格とか、そういう宣伝文句は全く無視することにして、当時のパソコン/電機業界でのMSXの目標は2つあった。 ■御三家に食い込んでシェアを獲得する これは表にはならないメーカーそれぞれの思惑になるけれど、当時のパソコン業界はパソコン御三家と呼ばれ
今では物理エンジンはunityやUEといった統合型ゲームエンジンが普及したおかげで使うのがとても簡単になったのだけど、これでカーレースのようなゲームを作ると、正しく動く車を作るのは実は超大変だって話をちょっと書いてみたい。 話は2007年に戻る。 2007年にメディアワークスを辞めるあたりで、韓国でPS2のゲームを作っている会社とつながりが出来、そこでカーレースを作ったのだけど、これが全オリジナルの物理エンジン+3Dエンジンのゲームだった。 で、これを作る時に、いろいろとんでもない目に会ったおかげで、物理エンジンは万能ではないし、問題だらけだって知ったわけだ。 さて。 物理を使うゲームの作り方はいろいろあるのだけど、全部がいわゆる剛体物理で動き、フェイクはひとつもない、すなわちあらゆるものはフォースで動いているとする。そして物理エンジン内部のエミュレーションのΔTはフレームレート、すなわち
米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ前議長と、一時はFRB議長候補に名前が挙がったサマーズ元財務長官が、ブログで論戦を繰り広げている。テーマはサマーズ氏が主張する「長期停滞論」。「世界で最も重要で、尊敬されるブログ論争」(米メディア)として、ネット上で話題になっている。 長期停滞論(secular stagnation)は、1938年に米国の経済学者アルビン・ハンセン氏が指摘。サマーズ氏が2013年の講演で触れ、注目を集めた。先進国では高齢化などで人々が消費をせずにお金を貯蓄に回し、需要が不足する構造的な問題に陥っていると指摘。バブルを起こさない限り満足な回復ができないとして、インフラ投資などの財政刺激を主張している。 バーナンキ氏は、長期停滞論には「懐疑的だ」と批判した。名目金利から物価上昇率を引いた「実質金利」がマイナスの状況が続くなら、「ロッキー山脈を平らにする事業ですら利益が
id:good2ndさんという方が、宗教と科学が共存しうるかについて疑問を呈しておられた(■神の存在について(児童小銃)経由)。 ■穏健な宗教(good2ndの日記)。 ちょっと前の話題ですが、ニセ科学がらみで「穏健な宗教と科学は共存できる」というような言い方がされてました。でその、「科学と共存できる穏健な宗教」ってどんなんだろう、というのがどうもよくわからない。「穏健」というのが、単に狂信的でないとか暴力的でないとか反社会的でない、というのであれば、まあ日本にある大抵の宗教は穏健ということになるんでしょうが、「科学と共存」というのがどうも。科学者の人とか信者の人とかは結構はっきりした考えがあったりするんでしょうかね。よくわからないので、科学も宗教もろくに知らないなりに考えてみました。 私自身は無宗教であるけれども、宗教と科学を両立させうることは別に不思議には思わない。ある特定の宗教を信仰
真の「環境負荷」とは? 丸山:ただ、有機農業と慣行農業を栽培法として連続的にとらえられるかというと、ある種の断絶はあると思います 久松:どういう意味での断絶ですか? 丸山:論理としての断絶もあるでしょうし、土壌の生態系で見ても、環境保全的機能としても断絶はあるでしょうね。どれくらい近代技術に依存していて、人間が現場で考えて手立てを打つことができるか、とか、技術の成り立ちから別のものという部分が少なからずあると思います。 久松:農業者の人為の及ぶところで改善できるかどうか、ということですよね。その意味で、先生がおっしゃるように「現場」を持っているかどうかはやっぱり重要ですよね。実際に「野菜がちゃんと育っている」状況がある限りは、断絶があっても矛盾が共存していても構わない、というのが僕の考えで、本に書いていることでも矛盾だらけでいくらでも突っ込みどころはあると思います。あんまり突っ込まれないん
■化学物質過敏症についての掲示板および■東京高裁が化学物質過敏症を認定?(Do you think for the future?)経由。 ■電気ストーブで化学物質過敏症 ヨーカ堂に賠償命令*1(産経) 東京都内の男子大学生(22)らが「電気ストーブが原因で化学物質過敏症になった」として、販売したイトーヨーカ堂(東京)に約1億円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が31日、東京高裁であった。横山匡輝裁判長は同社の責任を認め、原告敗訴の1審判決を変更、約555万円の支払いを命じた。原告代理人によると、電気製品による化学物質過敏症の被害が確認されるのは珍しく、製造会社でなく販売会社の責任を認めた判断も異例という。 このストーブは台湾メーカー製の「ユーパ TSK−5302LG」。平成12年9月〜15年3月に国内で約30万台販売され、ヨーカ堂はこのうち約5300台を12年度中に販売した。 原告の男子
Apple Watchは、スマホの普及で使う人が減った腕時計を、現代のコンテクスト、現代の技術を使って再創造した製品だ。他のデジタル製品にはなく、昔の腕時計にはあった美しさや豊かさがもたらすよろこびがある 「Apple Watch」世界先行レビュー続編:Apple Watchを使って2週間――林信行の生活はどう変わったか ウェアラブルの概念を変える本物のスマートさ タクシーに座って移動しながらウトウトしていると、チーンという音とともに、腕に巻いたApple Watchの液晶画面をまるで誰かがコツッと爪で叩いたような優しく心地よい振動。ふっと腕を上げると、消えていた画面にふわっと友人からのメッセージが表示され、腕を下ろす動作にあわせてフェードアウトしていく。 確認してまたしばらくすると、今度はキーンという音とともに腕を捕まれるような感触。腕を上げると、今度は10分後に始まる次の予定が表示され
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