フランス・ノルマンディーのカマンベール村のチーズ工房で箱詰めされるカマンベールチーズ(2016年8月24日撮影)。(c)CHARLY TRIBALLEAU / AFP 【11月4日 AFP】美食の国フランスを象徴する北西部ノルマンディー(Normandy)地方の特産のチーズ、カマンベール。その地位がイタリア産のモッツァレラに脅かされている。 カマンベールとモッツァレラ。厳密にはライバルとは言えない。独特の香りで知られるカマンベールは単体で食べられるが、モッツァレラは主にサラダやピザ、パスタの材料として使われる。 しかし、フランス国内でカマンベールの人気が衰えているのは確かだ。それはチーズの好みや伝統が変化していることを如実に示している。 「カマンベールは古くさくて一段下とみなされており、苦戦している。それに対しモッツァレラは若者の間ではやっている」と、首都パリのおしゃれな一角にあるスタイリ