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ブックマーク / futebol.seesaa.net (10)

  • ステップワーク・・・守備: フットボール(サッカー・フットサル等)にまつわるあれこれ

    こんなステップを踏んでしまうのか。。 育成年代で、身に付けておくべきステップワークが身に付いていない。 代表レベルの試合を観ていて、驚くほどのミスを目にしてしまいました。 ポルトガルで戦う、なでしこジャパンの試合です。 アルガルベカップ初戦、ノルウェー戦でのことです。 前半17分、9番ヘルロフセンが、ペナルティエリア左手前で縦パスを受けた。 右足のドリブルで、カットインしてDF熊谷を外す。 右足のインステップを振りぬき、ミドルシュート。 ファーのサイドネットに、見事に突き刺されてしまいました・・・。 一連のプレーは、素晴らしいもので、思わず見とれてしまうほど。 このプレーに応対していたのは、レギュラーのCBであろう熊谷選手。 彼女が1対1で正対していたのですが、完璧にぶっちぎられてしまう。 抜き去られたわけではない。 しかし、シュートコースが完全に広がってしまった。 なぜか?! 熊谷選手は

  • ルールを正しく理解する。: フットボール(サッカー・フットサル等)にまつわるあれこれ

    高校選手権の地域予選で、耳を疑うような誤審があったそうです。 一部では話題になっていたようですが、私は遅ればせながら、数日前に教えてもらいました。 流れとしては、次のようなものです。 高校選手権の地区予選。 誰もが知っている強豪校T対サッカーに力を入れ始めた新興校M。 ちなみに新興校Mの監督やコーチは、元Jリーガーが何人も顔を揃えます。 下の画像にも、チラッと映ります。 M校が1点リードしたまま、後半のアディショナルタイムに突入しました。 ↓ T校の攻撃、右サイドからクロスを上げます。 ボールがM校DFに当たり、さらに高く上がります。 ゴール前は、混戦になりました。 M校の選手が座り込んでボールを挟み込むような体勢になってしまいました。 数秒が経ち、主審の笛がなります。 (危険なプレーで、間接FKがT校に与えられました) ほぼゴールエリアのライン上。 M校の選手は、ゴールライン上に全員並び

  • 基本を高める: フットボール(サッカー・フットサル等)にまつわるあれこれ

    体操の世界選手権、日本代表内村航平選手が、偉業を達成しました。 個人総合で史上初の3連覇を達成!! テレビを観ながら、思わず握りこぶしを作るくらい、興奮していました。 最後の鉄棒での着地が「ビタッ」と決まった瞬間、さらに強くコブシを握り締めていました。 世界一に一度なるのも大変なのに、3連覇ですから。 彼のすごさ、さらには、日体操のすごさを感じさせられました。 彼らの武器は、何なのでしょうか? 最も成功している取り組みが、美しさだそうです。 難易度の高い技術に走る。 パワーに任せて、ダイナミックな体操をする。 一時期は、世界的にそのような流れがあったようです。 特に、多少着地で失敗してでも、姿勢が崩れても、難易度の高い技を演技に組み込む。 言わば、技術偏重の傾向。 そんな中、日が取り組んでいたのが、美しさ。 特徴である「美しい体操」は、アテネや北京の五輪で冨田洋之や鹿島丈博が見せてくれ

    babelap
    babelap 2011/10/15
  • 相手を強く意識したドリブル: フットボール(サッカー・フットサル等)にまつわるあれこれ

    先日、今期のFリーグ開幕戦を観戦しました。 1試合のみの観戦でしたが、名古屋対湘南の試合は、熱く盛り上がりました。 観客席も、ちらほら立ち見が出るくらい埋まり、雰囲気を作り上げています。 結果だけを見ると、順当に王者名古屋が勝利したのですが、湘南の善戦が目立ちました。 時間が過ぎるにつれて、持久力、筋力に勝る名古屋が、余裕を持って試合を進めます。 少しずつプレッシャーが緩まり、名古屋のタレントが輝きを見せました。 その中にあって、湘南のボラは、個の能力で、唯一相手を上回っていた存在でした。 少し、体が重たそうにも見えましたが、ボールが足元に入りさえすれば、時間が止まります。 相手DFは飛び込むことが出来ず、ボラの間合いで、プレーが始まります。 そのボラが、アシストを決めたシーンは、高い技術を見せたものでした。 華麗なフェイントやトリッキーなプレーで、相手を翻弄したわけではありません。 スピ

  • 我々が持つ武器: フットボール(サッカー・フットサル等)にまつわるあれこれ

    我々は、世界の先進国を真似することで、国力を上げてきた過去があります。 古くは、渡来人に技術を教わる。 明治時代の文明開化の際にも、お雇い外国人に、お世話になった。 そして、戦後の復興の際には、世界に追いつき追い越せと、最新技術を真似た。 トピックスを挙げましたが、長年に亘って、ずっーと、繰り返されてきています。 元々備わっているのか、後天的に身につけたのかは分かりません。 我々日人は、器用に真似をし、さらに進化させるのが、得意のようです。 フットボールの世界でも、同じことが言えるでしょう。 フットボールネーションである、イングランド、ドイツ、ブラジルの真似をしてきました。 最近なら、フランスやスペインの真似でしょうか。 必死に、真似をすることで、日の実力は上昇してきました。 時に、大国から勝利を挙げることもあります。 育成も高い評価を受けているため、若い年代の選手が、多くヨーロッパで

    babelap
    babelap 2011/07/27
  • なでしこの取り組み: フットボール(サッカー・フットサル等)にまつわるあれこれ

    なでしこは、バルサではない。 バルサのようだ、と形容するのは、おそらく今の流行なのでしょう。 ・ポゼッションしながら、短いパスを中心にボールを動かして、相手を崩そうとする。 ・誰か、特定の個だけに頼らない。 この2つの条件を達成すると、バルサのようだ、と呼ばれている。 でも、なでしこJAPANは、なでしこJAPANであって、バルサではありません。 なでしこが目指しているのは、主導権を握りながら、試合を進めていく。 攻守において、自らアクションを起こしていくサッカーです。 ドイツを相手にした、ベスト8の熱戦。 試合を観ていて、丸山のゴールの瞬間には、叫んでしまいました。 勝利の瞬間は、嬉しいのですが、何か信じられない自分もいました。 今回、彼女たちは、世界一を目標に大会に臨みました。 そのためには、世界のトップ3の強国をやっつけなくてはならなかった。 ドイツアメリカ、ブラジルの3カ国です。

  • 受け手の動き、出し手のズラシ: フットボール(サッカー・フットサル等)にまつわるあれこれ

    ボールを持っていない選手が、どのように動くべきなのか? いわゆる、オフ・ザ・ボールの動き。 この価値を認識させるために、ある数字を用いて説明されます。 「90分間試合をして、1人あたり、どれだけボールを持っているというのか。」 「わずか2分、多くても3分ほどにしか過ぎない。」 「では、残りの87分、どれだけプレーしているのかを考える必要がある。」 これは、90分のうち、インプレーが約60分。 60分を22人で割ると、一人あたりのボールを保持している時間が出てきます。 3分弱が、この式の答えです。 オフの動きに、価値を持たせ、選手を育てているのが、FCバルセロナです。 ボールを持っていない選手が効果的な動きをすること。 その動きが、ボールポゼッションや、ゴールを奪うことには大切である。 味方のためにスペースを作り、スペースを使い、埋めていく。 足を止めることなく、動き続けている。 彼らの動き

  • チームプレーとしてのドリブル突破: フットボール(サッカー・フットサル等)にまつわるあれこれ

    女子のワールドカップが、ドイツで開催されています。 今回のなでしこジャパンは、優勝を目標に掲げました。 選手も、監督も、優勝を目指して、と口にしています。 私は、女子のナショナルトレセンの研修に、毎年参加させてもらっています。 そこで、ナショナルトレセンのコーチのお話が思い出されます。 「北京オリンピックでは、4位に入賞することが出来た が、我々より上位の3チームは、いずれも優勝を目標に戦ってきたチーム。 ベスト4が目標だった我々との違いは、そこに意識の差にあるのではないか。」 その教訓から、優勝を目標に掲げて戦うのが、今回のなでしこジャパンです。 当に優勝をすることが出来れば、日の女子サッカーが変わるのではないか?! 女子サッカーに微力ながらも携わってきた人間として、淡い期待を抱いています。 そのドイツワールドカップの大事な初戦、ニュージーランドとの戦いでした。 結果は、先取点を奪い

    babelap
    babelap 2011/07/01
    これはちょっと名コラム。
  • あのゴール。: フットボール(サッカー・フットサル等)にまつわるあれこれ

    守備の戦術が高度化することによって、得点が減少している。 それにより、試合の楽しみが少なくなってしまった。 お決まりのように言われています。 確かに、結果を出すために、短期決戦、ノックアウト方式を乗り越えるためにはそれも仕方ない。 そういった流れは、止めることの出来ない流れなのでしょう。 守備を組織化できていないチームは、例え攻撃力が優れていても、チャンピオンにはなれない。 攻撃力溢れるチームを下支えしているのは、守備陣の奮闘が見られるものです。 その高度化された守備を打ち破るゴール。 高いレベルでの攻防があるからこそ、フットボールは面白い。 今回行われた、日本代表対Jリーグ選抜のチャリティーマッチ。 大勢の観客が集まり、視聴率も高かったようです。 皆で、何かをしよう!という気運が高まるきっかけになれば、いいですね。 その中で、三浦カズ選手が決めた、ゴール。 このゴールは、技術的にも、戦術

  • 決勝点のあのゴール。: フットボール(サッカー・フットサル等)にまつわるあれこれ

    李忠成の歴史に残る、ボレーシュート。 あの一発が決勝点となり、日本代表はアジアカップを制しました。 このボレーを、2つの側面から考えます。 ・ボレーの技術 教科書に出てくるような、お手になるボレーでした。 あのボレーを打つためには、幾つかのポイントがあります。 1つは、全身のバランスです。 体の横に来たボールを叩くためには、足を高く上げる必要があります。 ただ、足を高く上げるだけだと、上手くいきません。 足が思ったよりも上がらず、ボールの下を叩いて、シュートが上に上がってしまう。 もしくは、無理な体勢になるので、体のバランスを崩してしまう。 そうならないためには、上半身の使い方が求められます。 ボールに合わせ、足を高く上げた分だけ、上半身を寝かせていきます。 (結果として、地面と水平に近づいていくでしょう。) そうすれば、無理なく、足を高く上げることが出来ます。 それだけだと、体が崩れる

    babelap
    babelap 2011/02/04
    あのボレー、マークが外れていたことについての非常に詳細な解説。
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