なでしこジャパンはスウェーデンに逆転勝利を収め、初のW杯決勝進出。頂点まであと一歩に迫った【Getty Images】 サッカーの日本女子代表“なでしこジャパン”が、女子ワールドカップ(W杯)の決勝進出を決めた。1981年に結成されてから30年目の節目の年に、チームは史上初めて、世界大会の頂点を決める一戦に臨むこととなった。 FIFA(国際サッカー連盟)ランキング4位のなでしこジャパンは、グループリーグ最終戦で同10位のイングランドに0−2といいところなく敗れ、グループ2位で決勝トーナメントに進んでいた。ベスト8が激突する決勝トーナメント1回戦の相手は、W杯2連覇中であり、開催国でもあるドイツだった。 この日本対ドイツ戦は、ここまでのところの全試合を通じて、今大会最大のハイライトとなった。延長戦を含めた120分間の激闘の末、日本がドイツを破ったのだ。 日本はドイツに対し、過去8戦で0