栗本薫氏による世界最大のヒロイック・ファンタジイ《グイン・サーガ》。これまでに刊行された全タイトルが電子化されていますが、4月1日よりその大部分で読み放題を開始しました。 投入されているのは正篇130巻/外伝22巻まで。つまり栗本薫氏がお亡くなりになるまでに書かれた作品全点が対象となります。 《グイン・サーガ》の読み放題はKindle Unlimited、auブックパスでお楽しみいただくことができます! ぜひこの機会にお試しください。
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「人種差別や性差別が嫌われている時代にあって、学歴偏重主義は容認されている最後の偏見なのだ」マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』試し読み マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』鬼澤忍訳、ハヤカワ・ノンフィクション文庫 【試し読み】 容認されている最後の偏見イギリス、オランダ、ベルギーで行なわれた一連の調査で、社会心理学者のあるチームがこんな発見をした。大学教育を受けた回答者は、教育水準の低い人びとに対する偏見が、その他の不利な立場にある集団への偏見よりも大きいというのだ。この研究者チームは、高学歴のヨーロッパ人が、差別の被害者になりやすいさまざまな人びと──イスラム教徒、西欧に暮らすトルコ系住民、貧しい、太っている、目が不自由、低学歴といった人びと──にどんな態度をとるかを調べた。すると、教育水準の低い人びとがとりわけ嫌われていることがわかった。 アメ
山形浩生「これは驚いた。言語と音楽(そして踊り)についての、コロンブスの卵のような理論だ」『〈脳と文明〉の暗号』書評 ベストセラー『ヒトの目、驚異の進化』のマーク・チャンギージーが「聴覚」を糸口に人類誕生の謎に迫った話題作、『〈脳と文明〉の暗号――言語と音楽、驚異の起源』(中山宥訳、ハヤカワ・ノンフィクション文庫)。本記事では評論家・翻訳家の山形浩生氏による書評をお届けします! これは驚いた。言語と音楽(そして踊り)についての、コロンブスの卵のような理論だ。言語は不思議なもので、霊長類ですら大した言語活動をしないのに、ヒトだけ突然、やたらに複雑な言語を駆使できるようになる。チョムスキーやピンカー的な発想だと、言語というのは人間で突然発生した、完全に生得的な能力だ。つまり、人間はなんだか知らないけれど他の動物とはまったくちがい、生まれながらに言語を習得する能力を持っている、というのがかれらの
クルーグマン 、ゾンビに噛みつく!『ゾンビとの論争 経済学、政治、よりよい未来のための戦い』山形浩生氏解説 2008年にノーベル経済学賞を受賞したポール・クルーグマンの最新著作、『ゾンビとの論争 経済学、政治、よりよい未来のための戦い』が発売となりました! 本書はニューヨーク・タイムズ紙で連載中の人気コラムの書籍化で、氏のコラムはマーケットを動かすほどの影響力をもつと言われています。タイトルにある「ゾンビ」はジョージ・A・ロメロ的なものでは決してなく、クルーグマンが本書で論争の相手としているのは、高所得者への減税による経済成長、または気候変動否定論などの主張を繰り返す米保守派のこと。クルーグマンはこれらの主張をすでに亡びた「ゾンビ思想」として過激に批判しながら、アメリカやEUなどの先進国における経済情勢と社会保障制度の問題点について理論とデータを交えながら徹底解説します。 本稿では、本書の
「これは "ハードSF作家・山本弘" の遺書だと考えてください。」『プロジェクトぴあの』著者あとがき全文公開 ※書影は販売サイトとリンクしています アニメーション映画監督の片渕須直氏とSF作家の野尻抱介氏に推薦を頂き、ハヤカワ文庫JAより好評発売中の山本弘『プロジェクトぴあの』上下巻。その下巻の収録されているあとがきを、全文公開します。本作をできるだけ多くの方に読んで頂くため、担当編集から著者の山本さんにお願いをいたしました。ぴあのとすばるの物語が、サイハテの更に先へ届きますように。 ** あとがき これは2014年にPHP研究所から出版された作品の文庫化です。 多くの方がすでにご存じでしょうが、僕は二年前に脳梗塞を患いました。本当に突然の発病でした。現在、いくらかは回復してはいますが、依然として計算能力や論理的思考力は低いままです。 今の僕の状態をSFの登場人物に例えるなら、ダニエル・キ
2月24日(土)発売のSFマガジン最新号より、現在TVアニメが好評放送中の『BEATLESS』原作者・長谷敏司氏へのインタビューを再録します。同誌には長谷氏による書き下ろしスピンオフ小説を含む『BEATLESS』特集を掲載! 本記事と合わせてお楽しみください。 ■アニメのための物語──『BEATLESS』は〈月刊ニュータイプ〉での連載が始まったのが2011年4月号、およそ6年半後のアニメ化という一大プロジェクトとなったわけですが、あらためて企画の発端からの経緯を教えていただけますか。 長谷 発端は、フィギュアと連動した小説企画ですね。駆け足で14話やって、夏前に連載が終わったら10月にもう本が出た(笑)。かなり大変な企画でした。 ──アニメ化の話はいつごろから出ていたのでしょうか? 長谷 最初からメディアミックス展開には積極的でしたが、紆余曲折あって、今の座組みが固まったのが2016年の夏
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