※2011年02月16日配信のメルマガより抜粋 ※ ――幸野さんは、17歳でイギリスにサッカー留学されています。当時の日本で学生時代に海外にサッカー留学する人間などいなかったと想像しますが、その英国留学がご自身のサッカー観や人生観に大きな影響を与えたそうですね? イギリスでホームステイをしていた時、その家庭で7歳と10歳のサッカー少年が育てられていく姿を間近で見ることができました。家庭でのしつけを見ると、「自立した子供を育てる」という育て方がありました。毎日毎日、親が子供に対して「あなたは何のために生きているの?」、「将来はどうするの?」ということを問いかけており、彼らに自分で考え、自分で決断し、自分でリスクと責任を負うことをさせていました。かなりのカルチャーショックがありましたね。7歳、10歳の子供に『自分で考えてリスクを取れ』としつけているのですから。サッカー選手になりたくてイギリス