以前、私の夫は北陽ファームとインターナショナル牧場におり、その時の担当馬に、イブキパーシヴ・キョウエイマーチ・ワールドクリークがいました。マーチとクリークの産駒や牝系はそれぞれ日本国内で残っているのですが、イブキパーシヴだけ国内にはその牝系をつなぐ産駒が残っていません。 というのも、イブキパーシヴは引退後、当時のオーナーが所有していたアメリカの牧場で繁殖生活を送っていましたが、オーナーの代替わりとともに牧場も解散され、そのままパーシヴは消息不明となってしまったのです。 数頭のパーシヴ産駒の牡馬は輸入されて国内で走っていたものの、大きな成績は残せず。 パーシヴにそっくりだった、中央所属のタツパーシヴも2014年に中央引退になり、残念ながら消息不明に。パーシヴの血を継ぐ子は現役ではいなくなりました。 続きを読む