どこまで伸びる? 驚異的なスピードで数多の記録を塗り替える、“怪物”リオネル・メッシ。先日行われたグラナダ戦でも2得点を挙げ、25歳という年齢で早くもキャリア通算301得点という規格外の数字を残しているが、その凄さをスタッツで紹介するTwitterアカウント@MessiStatsがとある画像をアップしたのでご紹介しよう。 この画像は、シーズンと監督時代別にゴールをまとめたもので、ペップ・グアルディオラが監督に就任して以降のゴール数の伸び率などが一目瞭然。ティト・ビラノバ政権ではややゴール率が低下しているが、今後どこまで持ち直すかに注目が集まる。 メッシの上記全ゴールはこちらから⇒【動画】メッシ、バルサで決めた全301ゴール! (筆:Qoly編集部 T)
マドリードのメディアによって唾を吐きつけたと報道されたメッシ。メディアによる対立も激化している 【Photo:Getty Images】 多くの人々が議論し、警告を発してきた問題が今、確かな実感を伴う現実となり始めている。レアル・マドリーとバルセロナは、何十年も前からスポーツの枠組みを超える対立関係を築いてきた。それが今、カタルーニャとマドリーの間に存在する深い亀裂の1つに加わり始めているのだ。 「マドリー対バルセロナが行われるたびに耳に入ってくるのは悲しくなることばかりだ。罵声は増す一方だし、両者の対戦にフットボール以外の問題を絡める傾向も強まっている」 マドリーの元ゼネラルディレクターであり、フットボールとその周辺の出来事を注意深く観察しているホルヘ・バルダーノ氏は、この点について以前から警鐘を鳴らしてきた。 彼の言う通り、両チームが素晴らしい激戦を繰り広げた1月30日のスペイン国王杯
José Callejón: "I heard Messi insult Karanka in the tunnel" メッシーとカランカ,アルベロアの一件について 「僕はその出来事を見たよ,アイトールのすぐ後ろにいたからね。彼はアイトールにモウリーニョの操り人形だといったと思う。他に何かいったかどうかは知らないな。駐車場のメッシーとアルベロアの件については,ピッチの上での雰囲気はヒートしたものだったし,皆後で後悔するようなことをいってしまうものだからそこでのことは理解できるよ。でも,1時間か1時間半待った後に,その妻の眼の前でプロの同僚とやり合うのはちょっとやり過ぎだと思う。善人はいつもそれほど良いというわけではなく,悪人はいつもそれほど悪いというわけではないということだね。」 モウリーニョのカンプノウでの審判待ち伏せ事件と比較できるか? 「ボスの状況とは異なるね。僕は彼が我々のバスを待
さて、近年の恒例行事になりつつあるクラシコである。今回は国王杯の準決勝。ファーストレグはサンチャゴ・ベルナベウで行われた。なお、結果は1-1の引き分け。後半に先制に成功するバルセロナだったが、終了間際に同点ゴールを許す展開となった。 ──最初に試合の感想をお願いします。 近年のクラシコに比べると、この試合はレアル・マドリーのプラン通りに試合が進んでいったなという印象を受けました。レアル・マドリーのプラン通りに展開していったのは、レアル・マドリーのプランが良かったのは言うまでもないんですが、バルセロナにもその原因があります。 ──最初にレアル・マドリーのプランについてどう見えたかをどうぞ。 守備で試合の主導権を握ろうというのは今までもクラシコで取り組んできたと思います。この試合では、その守備が上手くはまりました。レアル・マドリーの守備は相手の選択肢を削りながら徐々にプレスをかけて行きました。
キックオフ 「カタルーニャの日」である9月11日、バルセロナでは独立を求める大規模なデモが行われた Albert Gea-Reuters カタルーニャ自治州の独立の機運によって巻き起こったスペインの危機が、世界屈指の名門サッカークラブの将来に不穏な影を投げ掛けている。そのクラブとは、スペイン北東部カタルーニャ州の州都バルセロナを本拠地とするFCバルセロナ。世界中のファンは愛を込めて「バルサ」と呼ぶ。 9月11日は、18世紀のスペイン軍に対する敗北を思い起こす「ラ・ディアダ(カタルーニャの日)」だった。スペインからの独立を求めて150万人がデモを行ったが、そこにはバルサのサンドロ・ロセイ会長の姿もあった。政党指導者も含め、デモ参加者の多くはスペインからの完全な分離独立を求めた。 これまでロセイは、クラブを独立運動に関係させることは避けてきた。しかし個人としてデモに参加したロセイは、バルサはこ
昨年からの躍進が続いているレバンテ。ELでもグループリーグ突破を確定させている。対するは、最強の名を欲しいままにしているバルセロナ。ホームにバルセロナを迎えるレバンテは、どうにかポイントを得たいところである。というわけで、レバンテの挑戦が始まる。 ■ブスケツを狙い撃ち レバンテのゲームプランは自陣に撤退し、カウンターを狙うものであった。バルデスまで襲いかかって、バルセロナにボールを持たせない守備をするのではない。相手にボールを持たせることを肯定する。そして、ボールを奪ってからのカウンターを狙うスタイルで試合に臨んだ。 形としては以下のようなものである。 論理を追っていく。バルセロナのポジションチェンジアタックに対応するには、枚数を多くし、マン・ツー・マン気味で相手に対応する必要がある。しかし、そうなれば、自分たちのポジションバランスを崩すことに繋がる。そうなれば、なかなか守備から攻撃に切り
Goal.comでは今回より数回にわたって、リチャード・フィッツパトリック氏の著書『エル・クラシコ:バルセロナ対レアル・マドリー、サッカー界最大のライバル関係』より一部を抜粋した内容をお届けする。 レオ・メッシの身長は169cm。だがずっとその身長だったわけではない。13歳でアルゼンチンからバルセロナへ渡った時には140cmしかなく、同年齢の少年の平均をも大きく下回っていた。 メッシは少年時代に成長ホルモンが不足していると診断された。2千万人に一人の割合で発生する問題である。彼の妹のマリア・ソルは長身の女性であり、家系によるものではない。 3年から5年かけて毎日皮下注射を受けねばならないことも含めて、この症状の平均的な治療費は年間10万ポンドを超える。メッシの両親にとっては手の届かない金額だったが、彼は1998年にその治療を開始した。 当時父親は製鉄会社で働いており、母親は磁気コイルを製造
15日に行われたリーガ・エスパニョーラ第4節のヘタフェ戦のDFカルレス・プジョル、19日に行われたチャンピオンズリーグ・グループリーグ第1節のスパルタク・モスクワ戦のDFジェラール・ピケと、スペイン代表のセンターバックを相次ぎ負傷で失ったバルセロナが、22日に行われた第5節のグラナダ戦ではブラジル代表DFアドリアーノの故障に見舞われた。 同試合に先発したアドリアーノだが、後半の途中で太ももの内転筋を痛め、73分でピッチを退いた。元々筋肉系のトラブルが多いアドリアーノは、バルセロナに加入した2010年夏以来、初めて公式戦で5試合連続スタメン入りしたうえ、その間にはブラジル代表として中国代表との国際親善試合にも出場しており、疲労蓄積が故障に繋がったとも見られている。とはいえ、幸いにもアドリアーノは軽傷で済んだ模様で、29日に行われる第6節のセビージャ戦には欠場が濃厚なものの、来月7日に行われる
「クリスティアーノ・ロナウドには何の問題もない」 彼を中心としたポルトガル人派閥と距離を置くスペイン人派閥の中心人物であるキャプテンのイケル・カシージャスが急きょそのような発言をしなければならなかったという事実は、C・ロナウドとレアル・マドリーの関係がよろしくないことを明白に示していた。これはもしかすると、C・ロナウドの退団を示す兆候かもしれない。 C・ロナウドが契約しているジョルジュ・メンデスは、現在サッカー界で最も影響力のある代理人の1人だ。「Gestifute」というマネジメント会社を経営している彼は、ヨーロッパ中に多数の契約選手を抱えている。中でもレアル・マドリーには契約選手が多く、彼がクラブから重要視されていることからその関係はさまざまな憶測をもたらしている。 メンデスはばかではない。スターダムに生きている選手とは違い、代理人は現実の世界を生きていることを彼はよく理解してい
(2012年9月13日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) ユーロ圏の危機で倒れた政府は1つだけではないが、これまで国民国家そのものの存続が問われたことはなかった。だが、スペインではそれが起きているように見える。今週、カタルーニャ州での分離独立熱の爆発が劇的に示した新展開だ。 9月11日、最大で150万人のカタルーニャ市民が「カタルーニャ、欧州の新たな国家」というスローガンを掲げてバルセロナの街頭に結集した。フランコ将軍の独裁体制が終わった後、高度に発達した地方統治システムの上に築かれた多民族国家スペインは今、分裂する恐れがある。 財政移転への不満が爆発 原因の一端はユーロ圏の危機にある。危機は容赦なく、スペインの財政的な取り決めの脆さを露見させた。この場合、比較的豊かなカタルーニャ州の市民は、年間経済生産の9%をマドリードの中央政府に差し出さねばならないが、自分たちの債務や給料の支払い義務
ミランFWズラタン・イブラヒモビッチが、3日のチャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグ、バルセロナ戦の判定に不満を表した。同選手はかつての指揮官、ジョゼ・モウリーニョ現レアル・マドリー監督の心情が理解できたと話している。 ミランは先制されてから同点として迎えた前半終盤、DFアレッサンドロ・ネスタのMFセルジ・ブスケッツに対するファウルで、この日2度目となるPKを献上。これをFWリオネル・メッシに沈められると、後半の立ち上がりに追加点を奪われ、ベスト8敗退となった。 だが、ミラン側は2度目のPK判定に対して怒りをあらわにしている。イブラヒモビッチも同じ意見のようで、試合後のミックスゾーンで、バルセロナとの対戦でモウリーニョ監督が怒りをあらわにする理由が分かったと語った。 「2度目のPKがどうして与えられたのか、理解できない。でも、カンプ・ノウで戦うときにモウリーニョがキレる理由は分かった。誰
首位レアル・マドリーとの勝ち点差は依然として10ポイント。勝ち目の薄いリーガより、CLと国王杯に専念したほうが“合理的”ともいえるが……。 2月末の話になるが、敵地で行なわれた第25節のアトレティコ・マドリー戦終了後、バルセロナのグアルディオラは突然のギブアップ宣言で記者会見場にいたジャーナリストを驚かせた。 「今季、僕らのリーガ優勝はないと思う。ただし最後まで、全ての試合で戦い続けるつもりだ」 負けた後ならわかる。しかしバルサは、シメオネの監督就任後から無敗を続けてきたアトレティコの勢いに耐え、逆にメッシの頭脳的なゴールで勝利して士気を高めたばかり。首位レアル・マドリーとの差は10ポイントまで開いてしまったけれど、まだ14試合も残っている時点で指揮官が白旗を揚げるのは不可解だ。 そもそも、なぜ無理なのか。 グアルディオラは理由を明らかにしなかった。が、ヒントは残していった。 同日通算5枚
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