藤島:いや、単純に遊び手の遊びたい側のキャラクターで遊べるくらいのノリで。サンシャインでやったゲームショウにROMを持っていくのに、データムに転がっていたCDの曲がバックに鳴るように入れておいたら、データムの筧さんが見て、「歌いいね、全部に歌を入れよう」と暴走し出して……低予算のパズルだったはずが(笑)。 酒缶:それで全面、シナリオに合わせて歌が入ったんですね。しかも、キャラクターのコスチュームも面のお話に合わせて変わるじゃないですか。 藤島:その辺は、お話は10話で10面ずつ作ることが決まった時に決まっていました。 酒缶:キャラに合わせてゲームを作っていたわけじゃなく、作りながら世界観に寄せていった感じなんですね。 藤島:でも、竹本さんからは世界観がどうとか、さらだはこんなことはしないとか、そういう話は全くありません。竹本さん、いい人だから、内心思っていても言わないので。 酒缶:それはそ