「牙を剥け!」オニツカタイガーとの出会い ガイシに転職して3年。自ら開拓した製菓会社との仕事も終わってしまい、会社から与えられた仕事をこなす日々に戻りました。でも、新しい領域を自分で開拓する!という快感が忘れられない僕は、懲りずに次の自主プレ先を探し始めました。類は友を呼ぶもので、共にタッグを組んでいたアートディレクターの西村君(ニッシー)も同じ思いを抱いていました。僕らは、自分たちがターゲットであり、興味があるスポーツブランドを攻めたいと考えました。でも、メジャーなブランドは既に他の広告会社と付き合いがあるだろうし、外資系ブランドは僕ら「英語できない組」だけではきつい、日本のブランドであまり広告をやっていないブランドって…そんな時、ニッシーがすごいネタを吐露したのです。「この前、代官山のオニツカタイガーのショップで急にもよおしてさ。トイレだと思って店の奥のドアを開けたら事務所だったわけ。