マクロビオティックは単なる食事療法や健康法ではありません、その教えは栄養学とは相反するモノで、宗教的な側面を強く持ちます。厳格に行うと、特に子供や妊産婦について、健康を損なう危険性があります。 私は、ネット上でこのような批判を繰り返し行ってきましたが、反論といいますか、マクロビオティックの教えや実践の中には有用な考えもありますよ、という意見を頂くことがありました。また、厳格にマクロビオティックを実践するから良くないのであって、ゆるく実践するいわゆる『ゆるマクロビ』であれば、肉食過多で食物繊維の摂取が少ない現代的食生活に採り入れるのは有用なのではないか、そんな意見も良く聞こえてきます。 これらの考え方は妥当なものでしょうか?私の個人的な意見を書いてみたいと思います。 ■なにが『ゆる』いのだろう ゆるマクロビと一口でいっても、その中身は一様ではないと思います。ゆるさの程度も違うだろうし、ゆるさ