「おやじ的には早く安く酔えるのが良い」。退職を間近に控えた安部史郎さん(58)は高アルコールの缶チューハイがお気に入りだ。「酔わないと自分を解放できない。味もおいしいし、大好きだ」と語った。 アルコール度数の高い缶チューハイなどの飲料の人気が高まっている。実質賃金の低下などで節約志向が拡大しており、価格が安いうえに手早く短時間で酔える飲料の消費を後押ししている。コンビニなどでは350ミリリットル缶が約140円で販売されており、度数9パーセントの飲料の場合、価格は同量のアルコールを缶ビールで摂取する場合の3分の1で済む。
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