TL;DR 結論から言うと、「Dockerをv29.4.2以降へアップデート(恒久的)」と「.wslconfigによるalgif_aeadの無効化(暫定的)」の2段構えが現状の最適解です。 はじめに Linuxカーネルの権限昇格脆弱性「Copy Fail(CVE-2026-31431)」が、GW真っ只中の世間を騒がせています。 ローカルユーザーが容易にroot権限を奪取できてしまう深刻なものですが、Microsoftが独自ビルドしているWSL2のカーネルも影響を受けています。 今回は、公式に修正カーネルが降ってくるまでの間、WSL2上のDocker環境を守るために行った対策の対応をまとめました。 環境 筆者の環境は、以下の通りです。 $ uname -r 6.6.87.2-microsoft-standard-WSL2 $ cat /etc/lsb-release DISTRIB_ID=U

