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2012年7月10日のブックマーク (3件)

  • [ThinkIT] 第4回:ベースライン作成の鍵となるWBSの解説と事例紹介 (1/4)

    前回はベースラインの作成について解説した。今回はベースライン作成の鍵となるWBSについて解説した上で、3つの事例を紹介する。 PMBOKではスコープ・マネジメントの章にてWBSがとりあげられている。プロジェクトを立ち上げた際、まずプロジェクトのスコープ(目標・範囲・前提条件など)を定義する必要がある。そのスコープ定義で取り決めた要素成果物を生成するために、要素成果物(注1)を階層的に分解したものがWBSであり、最も低い(分解された)レベルをワーク・パッケージと呼ぶ。

  • 第2回 WBS作成で、成果物と作業内容を明確にするのが「スコープマネジメント」 (2/2)

    WBS作成の効果とは またWBSを作成することは、見積もりの精度を上げることにつながります。WBSの作成は必要な作業を細かく分解していくことになるので、1つ1つのコストが明確になり、自ずと全体にかかるコストが明瞭化し、見積もりの精度も上がるというわけです。これはコストだけでなく、スケジュールに関しても言えることです。1つに掛かる作業時間がわかれば、全体でどれくらいの時間が必要か算出できるでしょう。 逆に言えば、WBSから必要事項が漏れると、スケジュールから漏れ、役割分担から漏れ、コスト見積もりから漏れることになります。 しかし、作業を具体的にわかりやすくするためとはいえ、WBSの粒度をあまり細かくしすぎると逆に煩雑になってしまう可能性があります。WBS作成は特にこうすべきという決まりはありませんが、自分がマネジメントしやすい粒度にするといいでしょう。また、それぞれの項目を同じ階層にする必要

  • 顧客にもたらす価値に着目 - 「アジャイルな見積りと計画づくり」 at fortunecodec

    書「アジャイルな見積りと計画づくり」は、「Scrum and XP from the Trenches」でも触れられていた、Mike Cohnさんの「Agile Estimating and Planning」の邦訳です。 理想日及びストーリーポイントによる見積りについては、「Scrum and XP from the Trenches」の記述とほぼ同じ内容で、更にそれを詳しく説明しているものですが、計画やモニタリングの部分で、個人的になるほどーと思ったポイントが幾つかありました。 フィーチャベースでの計画 イテレーション計画(Scrumではスプリント計画)では、対象イテレーションで取り組む「ストーリー」を決定しますが、ここで取り扱う個々の「ストーリー」は、顧客に価値をもたらすシステムのフィーチャを表しているわけです。この辺り、アジャイル系のプランニングでは暗黙的に当たり前のものとして捉