は映画『Fight Club』(1999)から着想を得たという話をネットで目にして、作品を観始めた。 一本の映画の視聴にかかる約2時間を生活のなかでまとまって確保することができず、2〜3回に分けてプライムビデオ(Amazon)で観た。 『Fight Club』は数年前にバンドをやっている友達に紹介されて、すでに一度観たことがあった。 昨日のこのブログの記事に、映画をおよそ半分までを観た時点での感想を書いた。半分まででも書きたくなることがあったからだ。 今日、残り半分を観終えた。 ああ、こんなだったか。あまりにも覚えていなかった自分に驚愕している。AH!だよ、AH! 後半で驚愕の展開がある。それを私はこれほど見事に忘れていたなんて! と思う一方、その驚愕の展開の「タネ」って、実はその程度。仕掛けはあくまで仕掛けでしかないのかもしれない。本質は…この映画が持ついちばん重要なことは、「タネ」じゃ
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