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洋楽に関するbandshijinのブックマーク (25)

  • 切実な虚構の美 映画『Fight Club』

    映画『Fight Club』(1999)から着想を得たという話をネットで目にして、作品を観始めた。 一映画の視聴にかかる約2時間を生活のなかでまとまって確保することができず、2〜3回に分けてプライムビデオ(Amazon)で観た。 『Fight Club』は数年前にバンドをやっている友達に紹介されて、すでに一度観たことがあった。 昨日のこのブログの記事に、映画をおよそ半分までを観た時点での感想を書いた。半分まででも書きたくなることがあったからだ。 今日、残り半分を観終えた。 ああ、こんなだったか。あまりにも覚えていなかった自分に驚愕している。AH!だよ、AH! 後半で驚愕の展開がある。それを私はこれほど見事に忘れていたなんて! と思う一方、その驚愕の展開の「タネ」って、実はその程度。仕掛けはあくまで仕掛けでしかないのかもしれない。質は…この映画が持ついちばん重要なことは、「タネ」じゃ

    切実な虚構の美 映画『Fight Club』
    bandshijin
    bandshijin 2020/09/13
    闘いたいやつらがいる。闘わなくちゃならないストレスを、闘いで晴らすのか。はじめから最後まですべてが嘘? 美しさって、嘘に宿るのでは。そう思った傑作映画『ファイト・クラブ』。
  • ラブリーサマーちゃん『PART-TIME ROBOT』からthe brilliant greenを思い出した

    ラブリーサマーちゃん好き。音楽も好きやけど、常にいろんなこと考えては実験と発見を繰り返してツイッターで教えてくれるから。 — 岸田繁 (@Kishida_Qrl) June 23, 2020 彼女のアルバム『LSC』(2016年)の2曲目『PART-TIME ROBOT』を聴いていてピンと来たのが、the brilliant green。the brilliant greenの『There will be love there -愛のある場所-』が1998年。22年前だから、私は12歳くらいだったことになる。あの頃8センチCDで聴いていた。カップリングの『You & I』もとても好きだった。 顔は出さないがマスク(目のみ)なら良いらしい。 こんな動画が出てくるくらいだし、いちパフォーマーのみでなく制作者のスピリットを持っているのがひしひしと伝わってくるところも私に刺さる。その動画の中で、次

    ラブリーサマーちゃん『PART-TIME ROBOT』からthe brilliant greenを思い出した
    bandshijin
    bandshijin 2020/09/08
    ラブリーサマーちゃんのサウンドにthe brilliant greenを思い出したらズバリだった。気だるさにじむポップロックは、彼女の思考の深さ感性の鋭さ行動力探究心すべてから来ている。本当にすごいガッツを生む人。
  • クリス松村の「いい音楽あります。」で拾った音楽

    洗濯物をたたんで、洗濯物を干しながらラジオアブリ・radikoでラジオを聴くのが最近の私のお気に入りである。 クリス松村の「いい音楽あります。」 という番組名が気になった。 えっ。いい音楽あるの? あった。聴いてみたらあった。 http://www.jorf.co.jp/?program=iiongaku 途中から聴き始めた。 日曜日の20時なかば。 ラジオアプリだから巻き戻せるけれど、あえてそれをしないのがラジオっぽいなと思ってそのまま途中から聴き続けた。 昔はさんざん見たテレビもそうだったなと思い出す。放送ってそういうものだ。なんでもかんでもアーカイブしてストックする良さもあるけれど、常に生命的に流れている良さってある。“行く川のながれは絶えずして、しかもの水にあらず”(『方丈記』より、鴨長明)なんてね。 番組ホームページのことばを借りれば「70~80年代アイドル、ニューミュージック

    クリス松村の「いい音楽あります。」で拾った音楽
    bandshijin
    bandshijin 2020/09/07
    家事しながらのradikoがマイブーム。クリス松村の「いい音楽あります。」でスティーヴィーの名曲エピソード、エスニックなシンセサウンドが魅力的な『ニュアンスしましょ』香坂みゆきを知る。本当にいい音楽あった!
  • 若いってどういうことか ボブ・ディラン『Forever Young』に寄せて

    比べる視点 いつまでも若くはいられない。 からだは朽ちる。いつかなくなる。 30歳くらいのときはまだあまり自分が中年だという意識はなかったけれど、最近それが芽生えつつある。 「若くねぇな」「中年だな」という思い。(私:1986年生まれ) 下の世代が、いっぱいいる。 毎日、自分のやるべきこと、なし得たいことをがんばる。けど、精一杯。 いくら私ががんばったところで、私よりも若くて可能性に満ちた下の世代がいる。 私は曲をつくって弾き語りをしているけれど、たとえば私と同じくらいのクオリティの曲とパフォーマンスを持った、私よりもずっと年下の若いミュージシャンがいたとして、私とそのミュージシャンを並列してみる。 ふたりのうちどちらかを選べといったとき、作品や音楽性、パフォーマンスの質で甲乙つけがたいとなったとき、あなたはどっちを選ぶだろうか。 条件がなにも提示されていないからそんなものを選ぶのは無理だ

    若いってどういうことか ボブ・ディラン『Forever Young』に寄せて
    bandshijin
    bandshijin 2020/09/05
    本屋でみつけた、ボブ・ディラン『Forever Young』を訳した絵本『はじまりの日』。手に取ってみる、ぱらぱらめくってみるに、その場で泣くかと思った。そのまま本をレジに持って行った。
  • Stand By Me のこと

    たぶんポチポチとビートルズに「高評価」をつけているからであろう。 私のYouTubeに表示された『Hey Jude』 リハーサルのようなシーンから始まり、司会者に紹介される。その場で始まるかと思えばシーンが変わって始まる。 近頃、何を見ても胸熱になってしまう。 嘘。 何を見ても、なわけない。 それでもそう思うのは、見るものひとつひとつに私が何かを感じているからだろう。 それが何か。 音楽に関わるものがほとんどだ。 そのミュージシャンのあゆみと、自分のあゆみを重ねてしまうんだろうか。 何を見てもそうなるわけはない。 まっすぐに飄々と画面に向かって歌うポール。 感情が高まる体験は自分だけの貴重なもののように思う。 でも似たようなことを多くの人が体験しているだろう。 この動画は2015年12月7日に公開されて220,366,859回視聴されている(2020年9月4日7時30分)。オーバー・2億。

    Stand By Me のこと
    bandshijin
    bandshijin 2020/09/04
    ベン・E・キングの原曲、ジョン・レノンのカバー。原曲を意識した同タイトルの異曲も多数。スティーヴン・キング原作、ロブ・ライナー監督の同名映画の影響ももちろん大きい。音楽仲間とのセッション種でもある。