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2020年9月11日のブックマーク (2件)

  • 四つ足 山羊さんゆうびん(ザ・フォーク・クルセダーズ) 

    四つ足 夏休みだから、田舎に行くことになった。 僕には父の田舎と母の田舎がある。両方の田舎にいっぺんに行くことはできないから、片方ずつ行くことにした。 僕の家はだんだん家族が増えて行った。いま、うちは6人家族だ。もう、5人乗りの1台の乗用車に全員乗り切れなくなってしまった。いちばん下の弟はまだ母乳を飲んでいる。 車に乗り切れないしお金もかかるから、もう家族みんなで今年、田舎に行くのはやめたらしい。らしいというのは、僕が言い出したんじゃないからだ。 僕はひとりで電車に乗って田舎に行くことにした。 パンツや下を持った。歯ブラシも持った。お金も持った。あと何がいるかわからないから、とりあえず水着を持った。 家を出ると、山羊がいた。山羊の瞳は、なんだかおかしい。どうしてあんなふうなのか。蛙の瞳もあんなふうだった気がする。どうして瞳孔が細い非対称な瞳なんだろう。おかしいよ。でも山羊は僕の瞳を見てお

    四つ足 山羊さんゆうびん(ザ・フォーク・クルセダーズ) 
    bandshijin
    bandshijin 2020/09/11
    山羊は何考えているかわからない。向こうもこっちの考えていることなんて知らないだろう。山羊で思い出すのがザ・フォーク・クルセダーズ『山羊さんゆうびん』。有名な童謡。作詞:まど・みちお、作曲:團伊玖磨。
  • 星野源『恋』に寄せて 定型を超えるブルーノート

    恋のことを考えた。 いや、正確には「結婚」のことを考えた。 結婚相手を、自分で決めていなかった時代があった。 郷土史などを読むに、私の住んでいる地域もそうだったらしい。 親だとか家の者どうしのあいだで、あらかじめ「縁談」が組まれている。 「結婚式の当日に初めて結婚相手の顔を見た」 これは極端な話に思えるけれど、当にあったことなのだ。 現代は、結婚は自分の意志で決めるというのが主な理解だろう。 結婚と恋はちがう 二次元のキャラへの恋というものがある。 二次元でなくともいい。対象が、ドラマなんかに出てくる実在の俳優というケースもあるだろう。もちろん、画面に写ったら二次元だけれど。 “逃げ恥”と『恋』 『恋』(星野源)という楽曲があるなと思った。 たいへん社会に響いた曲で、おとなもこどもも、いろんなところで「恋ダンス」。踊り狂った。(狂ったは語弊があるかもしれない。それくらいに反響が大きかった

    星野源『恋』に寄せて 定型を超えるブルーノート
    bandshijin
    bandshijin 2020/09/11
    逃げ恥、恋ダンス。社会におおきな影響を与えた星野源『恋』。オシャレ4和音を多用した疾走するポップ。二胡が異国情緒を加える。歌詞”夫婦を超えていけ”の「超(こ)」のところでブルーノートを用いている。