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2020年9月18日のブックマーク (2件)

  • マウンド上のダンサー 星野源『くだらないの中に』

    星野源『くだらないの中に』を私に紹介してくれたのはだった。 最近毎日、人の曲をカバーして動画をアップロードする活動をしているのだけれど、そんな私に「この曲は(どうか)」と紹介してくれた。 そのとき、曲を一聴して思ったのが「おれには声のポジションが高いな」だった。いいバラードだと思ったけど、その理由ですぐそのときに「よし、やろう」とは思わなかった。これが少し前のお話。 7月の17日頃にカバー動画更新の活動をはじめて…そうか、昨日で2か月が経ったのか。 昨日、ネタを求めてインターネットをうろうろしていた。日中、時間をつかえるスケジュールの日だったからゆっくりそれができた。 そうしたら、なんのご縁か、検索の道すじに星野源の『くだらないの中に』が現れた。スポット検索をしたのではない。別のことを調べて、道草を重ねていた。そう、斉藤和義の『紅盤』というコンセプト・アルバムの収録曲『君は僕のなにを好き

    マウンド上のダンサー 星野源『くだらないの中に』
    bandshijin
    bandshijin 2020/09/18
    コード、メロディ、リズムと音楽的な「振り付け」は複雑。あらゆるくせのある球種をストライクゾーンぎりぎりまで生かして投げ分けてくるポップマスターはさながらマウンド上のダンサー。名曲『くだらないの中に』。
  • 34歳の白地図 尾崎豊『十七歳の地図』に寄せて

    私には中学生のときに弾き語りデュオを組んでいた友人がいる。彼はそのときからバイクに関心があった。それから私も彼も高校へ進学して別々の高校になった。付き合いは続いていて、彼は念願のバイクとその免許を手に入れた。うらやましいなと思った。 ”盗んだバイクで走り出す”(尾崎豊『15の夜』より) 中学生のときの私は生徒会長をやった。それから、私曰く「勉強ができる人が集まる高校」に推薦で入学してしまった私は、勉強する習慣を築くこと、バイクを盗むこと、それで走り出すことのいずれもなく、音楽棟会議室と名付けられた無機質で冷たく乾いた広い部屋でひたすらギターを弾いたりドラムを叩いたりした。その頃はHi-STANDARDのコピーをよくやった。大事なバンド友達も、高校に入学して軽音楽同好会に入ったことでできた。 尾崎豊を、34歳の私がいま聴いている。彼のファーストアルバム『十七歳の地図』(1983)。タイトルに

    34歳の白地図 尾崎豊『十七歳の地図』に寄せて
    bandshijin
    bandshijin 2020/09/18
    尾崎豊が生きていたら54歳くらい。どんな風にして生きただろうか。彼の歌には、孤高がある。それは貴く、清く、美しい。