音博と配心 昨日は私の敬愛するバンド・くるり主催の『京都音楽博覧会2020』の配心だった。 「配心」という言葉は私も気に入って用いた。あえて説明すれば「配信」に掛けて生み出した言葉だろう。考案者は岸田繁だろうか? だじゃれのようだけれど、ほっこりとしたあたたかみと遊び、同時に誠意・真剣さを感じる。くるりらしい造語だ。 京都音楽博覧会(京都音博、音博とも)は2007年から毎年京都の梅小路公園で開催してきたけれど、今年は感染症が流行した社会を映して…いや、映すというか、それを受けてのくるりのこたえが「配心」だったのだ。 2019年までの京都音博はいわゆるフェス型のおまつり。でも地域振興や協働を重んじた郷土のおまつりでもある。ラジオで「あがりが悪い」と告白する岸田繁のトークを私は聞いた(FM京都『FRAG RADIO』。くるりは月曜レギュラー)。そのわりにやることが多く大変だとも。よっぽど「今年
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