「成長に最大の責任をもつ者は、本人であって組織ではない。自らと組織を成長させるためには何に集中すべきかを、自らに問わなければならない」 非営利組織の経営 - ピーター・ドラッカー 要求構造について考えるシリーズの第5弾。精神が病んできたのでそろそろまとまって欲しい。 今回は、「不思議のダンジョンシリーズ」ではお馴染みの、満腹度を、新たな機能仕様として追加する場合を例として、要求構造の変化について考えたい。 まずは、「要求の構造は階層的である」ということから始めたいと思う。ルートの仕様として「システム仕様」があるとする。 一般的に表すと、こんな感じ。 要求の追加、削除、あるいは、変更は、「システム仕様」やさらにその下の階層の仕様に対するオペレーションであると考えられる。分かりやすいように、木構造で図を表現するとこうなる。 したがって、要求(仕様)構造の進化の一つは、木構造の変化であると考え