著名投資家のジョージ・ソロス氏は米大統領選挙でのドナルド・トランプ氏勝利を受けた株式相場上昇で10億ドル(約1140億円)近くの損失を被ったと、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた。 一方、かつてソロス氏のチーフストラテジストを務めたスタンレー・ドラッケンミラー氏は選挙後の相場上昇を予想し、相当の利益を上げたと、12日付のWSJ紙は伝えた。同紙は情報源の名前を示していない。 ソロス氏はトランプ氏勝利の直後に弱気の度合いを深めたが、トランプ氏の政策が企業利益や景気の追い風になるとの見方から相場は上昇。S&P500種株価指数はトランプ氏勝利から今年1月11日までに5.6%上昇した。 WSJ紙によると、この結果ソロス氏は一部のポジションで10億ドル近い損失が生じた。ただ、ソロス氏は年末に弱気ポジションの多くを解消して一段の損失は回避した。ソロス氏の会社の全体的なポートフォリオは昨
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