組み込み業界でソフトウェア開発に従事する技術者は23万5000人。それに対して不足する開発者数はなんと9万9000人。しかも不足数は増加の一途 ―― 2007年に発表されたこの数字(※1)にショックを受けた業界関係者は多いはずだ。早急に開発者を増やさなければ、「日本の強み」と言われる組み込み開発の屋台骨が揺るぎかねない。とはいえ、ハードウェアが絡む組み込み開発は、IT系のソフトウェア開発に比べて難しく、ハードルが高い。 組み込み業界の最前線でソフトウェアを開発しながら、このたび『Windows Embedded CE 6.0組み込みOS構築技法入門』を執筆したメンバーの皆さんに、組み込みソフトウェア開発の現状と課題、そして楽しさを語ってもらった。(※2)(聞き手は中西 佳世子=日経BPソフトプレス)
独創的で革新的なものを生み出すためには、枠の外(アウトサイドボックス)で考えなくてはならないというのが従来の常識。しかし『インサイドボックス 究極の創造的思考法』(ジェイコブ・ゴールデンバーグ、ドリュー・ボイド著、池村千秋訳、文藝春秋)の著者は、この考え方に真っ向から反論しています。 私たちの考えはその正反対だ。イノベーションの数を増やし、その質とスピードを高めるためには、一定のヒナ型にのっとって、勝手知った世界の内側で──つまり枠の外ではなく<枠の中(インサイドボックス)>、すなわち制約の中で──考えるべきだと、私たちは思っている。(15ページより) そしてインサイドボックスでのイノベーションにとって重要なのは、次に紹介する5つのテクニックなのだとか。それぞれについて、簡単にご説明しましょう。 引き算のテクニック 革新的な製品やサービスは、なんらかの要素を取り除くことによって生まれるとい
Android Studio最速入門~効率的にコーディングするための使い方 第1回Android Studio、そしてベースとなる「IntelliJ IDEA」とは何か? はじめに 5月15日にサンフランシスコで開催された米Google Inc.のイベント「Google I/O 2013」にて、Android向けの統合開発環境(以下、IDE)「Android Studio」が発表されました。Android Studioは、今までEclipseのプラグインとして提供されてきたADT Plugin(Android Development Tools)とは異なり、新たに「IntelliJ IDEA」をベースに作り直した全く新しいIDEです。 Android Studioのニュースは瞬く間に国内外に知れ渡り、そのニュースと共にIntelliJ IDEAという言葉も多く目にしたと思います。 Int
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