●ここ何日かは停電がなくて済んでいるけど、停電をきっかけに今までまったく聞かなかったラジオをいろいろと聞いてみようかと思っていた。でも、どうもぼくはラジオが苦手みたいだと分かった。テレビなら、点けっぱなしにして別のことをやりつつ、気になった部分だけパッと観てまた離れるということが出来るけど、ラジオの喋りは、こちらにべったりくっ付いてくる感じがあって、どうしても「流して」おけない。なんというか、パーソナルな部分に入り込んでくるような感じで、聞いていて恥ずかしいというか、鬱陶しいというか、なんか「近すぎる」感じにもぞもぞしてしまう(中高生の頃はラジオ好きだったのだけど)。 どうもぼくは、「感情の共有」のようなものを前提にするものが苦手であるらしい。ぼくが、ロックやヒップホップみたいなものにどうしても馴染めない感じがあるのは、それらがある種の感性や感情の共有という点に強く作用する音楽だからではな