地域をあげて、売れる「物」を作ろう、作る「人」を集めよう、生み出す「スキル」を育てようーー「30年後、日本の自治体の半数は消滅する」という言葉(通称・増田ショック)以降、どこの自治体を見てもこの動きが高まっているようです。日本書紀で「日本で一番最初にできた島」とも言われる兵庫県・淡路島でもその状況は同じですが、これまで通りの特産品を作り、確定した販路へ売っていた地方の生産者が、急に新しいビジネスと雇用の創出に取り組めるのか…と言われると実質難しいはず。そこで、淡路島を拠点に立ち上がったのが「民」と「官」による協働事業「淡路はたらくカタチ研究島」です。 現代版「淡路瓦」はとことんシンプルがキモ 11月24日から29日まで、「淡路はたらくカタチ研究島 つながりをうみだす商品発表会」が東京都渋谷区・ヒカリエで開催されています。ここで発表されるのは、淡路はたらくカタチ研究島プロジェクトが1年かけて
