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2014年8月20日のブックマーク (2件)

  • 東大卒アラサー独身ニートが語った「働かない理由」

    学生時代の同級生で、30になるのに一切働かない奴がいる。 仲間うちでは成績はピカ一だった。当時から分厚い洋書をバターにナイフでも入れるかのようにサクサク読みこなしていた。 名家の出で、父上は元官僚にして実業家、今は経営の実権は兄上に移っているといい、当人は家族に生活費を出してもらって、都内に一軒家を借り、使用人を2人も置いて悠悠自適の生活をしている。 仕事もしないで何をしているのか不思議だが、膨大なを読み、コンサートに足しげく出かけ、実家のコネを使って外国人主催のパーティに出入りしたり、芸者遊びまでして、人は多忙なつもりらしい。 家族は彼が働かないことは全く気にしていないようだが、30にもなって独身でいることこそを問題視しているらしく、しばしば縁談を持ちかけては断られているようだ。 「だって、君だって、もうたいてい世の中へ出なくっちゃなるまい。その時それじゃ困るよ」と言ってみたことがあ

    東大卒アラサー独身ニートが語った「働かない理由」
  • 2034年

    2034年、小保方晴子がチベットのラサ市で全世界に向けて会見を開いた。 曰く、「”STAP細胞”が完成した」という。 その実否はすぐに証明され、多くの難病を抱える人々を救済したばかりか、 驚くべきことに体毛などさえあれば死者を任意の段階で復活させることも可能であった。 実は小保方が”STAP細胞”と評したものは元来のSTAP細胞とは全く異なるおぞましいもので、 小保方はもともと比較的得意だった細胞学と死霊術とのチャンポンで死者をも蘇らせる万能細胞を精製していたのだった。 これにより多くの偉人が復活した。 アドルフヒットラー、スターリン、ケネディ、サッチャー、金正日などの著名な政治家に加え、 ウィトゲンシュタイン、ガウス、ノイマン、ピカソ、つのはず壱郎らの優れた科学者・芸術家が復活した。 危険な人物が復活した際は、初めは対立する勢力に殺害される場合があったが、すぐにそれは止んだ。 それは殺し

    2034年