「FLIR ONE」は、スマートフォンに装着して使える赤外線サーモグラフィーカメラ。専用のアプリと連携させることで、スマホから熱が「見える」ようになるというもの。 iPhoneであればLightningアダプターで装着、AndroidであればmicroUSBに対応している。業務用の専門機器というイメージが強いサーモグラフィーが、スマホと連携するといった使い方で一般ユーザーも手軽に使えるようになったというわけだ。 使い方は簡単で、専用アプリ「FLIR ONE」(無料)を起動して撮影する。Lepton™カメラという特殊なカメラで読み込んだ長波赤外線情報と、あわせて搭載されている標準カメラから撮影された通常の写真とを組み合わせることにより、従来の業務用サーモグラフィーより鮮明な赤外線画像を撮ることが可能となっているという。 このダブルカメラ構造によって、これまでは触れるまでわからなかった「温度」