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ブックマーク / mess-y.com (5)

  • 社会を“男の絆”で占有する強固なロジック 「ホモソーシャル」の正体とは? - wezzy|ウェジー

    男性性にまつわる研究をされている様々な先生に教えを乞いながら、我々男子の課題や問題点について自己省察を交えて考えていく当連載。3人目の先生としてお招きしたのは、男同士の連帯をめぐる問題を歴史的に研究した『男の絆─明治の学生からボーイズ・ラブまで』(筑摩書房)の著者である前川直哉さんです。 女性蔑視と同性愛嫌悪を基盤にした「ホモソーシャル」とは清田代表(以下、清田) 今回のテーマは「ホモソーシャル」です。これは“男の絆”や“男同士の連帯”を意味する言葉ですが、知ってる人にとっては当たり前すぎるけど、知らない人はまったく知らない……という類の言葉ではないかと思います。 前川直哉(以下、前川) そうですね。一般的に、男同士の絆にはポジティブな意味が付与されています。強い友情で結ばれ、互いに切磋琢磨し合い、たとえケンカをしても後腐れなくさっぱりしている。そういうイメージで語られることが多く、男の友

    社会を“男の絆”で占有する強固なロジック 「ホモソーシャル」の正体とは? - wezzy|ウェジー
  • 今の世を「若き女性詩人」として生きることの生きづらさ/『洗礼ダイアリー』文月悠光さんインタビュー【前編】 - wezzy|ウェジー

    18歳という若さで中原中也賞を受賞した平成生まれの詩人、文月悠光さん。このたび刊行された初エッセイ集『洗礼ダイアリー』(ポプラ社)では、今の世の中を、若い女性として、そしてひとりの詩人として生きるうえで感じる「生きづらさ」について綴られています。異性から無遠慮にぶつけられるセクハラ発言に、思春期に感じた異性からの視線、勝手に押し付けられる「女性」としての役割や幻想……。誰もが経験し、苦しみながらも口に出せなかった出来事に関するモヤモヤを、文月さんが言葉で紐解いていきます。 ――8月末にcakesの連載で「私は詩人じゃなかったら『娼婦』になっていたのか?」という記事がインターネット上で話題になりました。大学から詩人としての講義の依頼を受け、「詩人という異端者」という紹介をされつつも教壇に立った文月さんに、教授からの「文月さんも詩を書いていなかったら、娼婦になっていたんじゃないか」という乱暴な

    今の世を「若き女性詩人」として生きることの生きづらさ/『洗礼ダイアリー』文月悠光さんインタビュー【前編】 - wezzy|ウェジー
  • 川田亜子アナ自殺事件の「疑惑の男」がストーカー行為…殺されるまで警察は動かない? - messy|メッシー

    2013.12.12 川田亜子アナ自殺事件の「疑惑の男」がストーカー行為…殺されるまで警察は動かない? 一見、華やかで楽しそうでおバカなイメージの「芸能界」だが、その裏側には深く暗い河がある――。それを痛感させる事件だった「元TBSアナウンサー・川田亜子さんの自殺」。2008年5月、東京都港区海岸の路上に駐車してあった車内で、練炭自殺をしたと報じられたこの事件は、しかし、様々な疑惑を今もはらんだままである。果たして当に自殺だったのか、他殺ではなかったのか。川田アナの実父がいくら訴えても警察が捜査することはなかったが、あれから5年もの歳月が経った今、この事件を思い起こさせる報道があった。 昨年のミス・インターナショナル世界大会で日人として初のグランプリに輝いた吉松育美さんという女性が、「週刊文春」(文藝春秋)で、ある芸能プロダクション幹部から執拗な嫌がらせを受けていると告発したのである。

    川田亜子アナ自殺事件の「疑惑の男」がストーカー行為…殺されるまで警察は動かない? - messy|メッシー
  • チケットぴあ並みの一時保育予約戦争。新米ママの息抜きは難しい - wezzy|ウェジー

    10月22日の水曜日、19時過ぎに東京メトロ千代田線根津駅のホームから男児を抱えた女性が飛び降り、代々木上原発柏行きの電車にはねられた。30代とみられる女性は全身を強く打ち搬送先の病院で死亡、1歳とみられる男児は軽症だった。電車が来る直前、この女性がホームから飛び降りる姿が目撃されていたことから、警視庁富士署は自殺と見ている。 平日の帰宅時間帯に起こった、この飛び込み自殺騒動についてネットでは「電車はやめて。迷惑。死ぬなら一人で!」「苦しんでいたのかもしれないけど子供まで巻き込んだり、地下鉄で無理心中しようとしたのは同情できない」といった“電車で自殺は迷惑”という毎度おなじみの意見が相次いだ。 一方で「何が彼女をそこまでさせたのか……離婚? 貧困? 孤独? ひどく絶望していたことは確か」「また母親による子殺し(未遂)だね。ほんと多すぎ」「救いを求められる人や、子供を託せる人がいたら、この

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  • 『問題のあるレストラン』が不気味なハッピーエンドで見せた問題 - messy|メッシー

    ドラマ『問題のあるレストラン』(フジテレビ系)、最終回の放送が終わりましたね。最終回が一番コメディ調が強く、「藤村さつきの裁判のゆくえ」や「一人のしつこいクレーマーによってレストランが閉店に追い込まれた経緯」など、物語の重要な部分があっさり抜け落ちてしまっていた印象が拭えませんでした。 とりわけ、「藤村さつきの裁判」は、主人公田中たま子がレストラン「ビストロ フー」を開店するきっかけであり、たま子の行動の原動であったため、それがふわっと流されハッピーエンドのような描かれ方をするのは、逆に、意図的なものであると勘ぐりたくもなります。 コラムにも書きましたが、第1話では、コメディドラマと言いながら全く笑えないセクハラシーンが、「社会への重要な問題提起」としても、「不愉快なシーン」としても話題になり、「不愉快なシーン」と感じた視聴者からドラマの制作側にクレームが入ったとも言われています。最終話で

    『問題のあるレストラン』が不気味なハッピーエンドで見せた問題 - messy|メッシー
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