浅羽莢子のFine, Peace! 文芸翻訳家のぐうたらブログ。これなら続くかも。 100%真実を述べているとは限りませんが、たぶんいろんな意味でイメージダウンでしょう。 翻訳者の矛盾 2006年06月26日(Mon) 16:11:43 訳をほめていただくと、こちらも人間なのでうれしくて舞い上がります。 でも、ひとつご注意申し上げたいのは、 小説家の文章はその人のものだけれど、 翻訳者の文章は必ずしもそうではないということです。 もとになる原文があっての翻訳なので、 翻訳者それぞれの文体があっても、 それは原作の文体によって変化します。 ユーモアミステリのあかるくさらっとしたテンポの良さ、 都会ホラーのそぎ落とされ、洗練された文、 異世界ファンタジーの、凝りに凝った宝石細工のような擬古文。 センテンスの長さ一つとっても、同じわけがありません。 従って、同じ翻訳者が手がけても、 Aという作家
浅羽 莢子(あさば さやこ、1953年8月15日 - 2006年9月18日)は、日本の英米文学翻訳者。 女性作家の作品を多数、翻訳している。女性の本格ミステリ作家の翻訳が多数。ファンタジーではダーク・ファンタジー分野の翻訳が多数。 インド・ボンベイ出生。日本SF作家クラブ、日本推理作家協会会員。Dorothy L. Sayers Historical and Literary Society会員。筆名に西森咲也子(ニシモリ サヤコ) 。 外交官の父の赴任で米国、英国、マレーシアと3ケ国で生活を送った。1976年、東京大学文学部史学科卒業。1976年、講談社勤務を経て、1978年津田スクール・オヴ・ビジネス、東京YMCA各非常勤講師。1978年にハヤカワ・ミステリマガジン誌で翻訳デビュー[1]した。1981年より1年間英国ウォーリック大学大学院に留学。 2006年9月18日、がんで死去。享年
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