去る5月24日と6月3日に本郷キャンパス 工学部3号館にて大学院の入試説明会および長谷川秀一研究室の研究室紹介を行いました。協力いただいたスタッフ・院生の皆さんご協力ありがとうございました。 スタッフでデザインした長谷川 read more →
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■量子コンピュータ - 実際に量子コンピュータ装置を作る とにかく量子コンピュータの作成は難しい これまでに量子コンピュータの原理、いくつかの有用なアルゴリズムなどについて見てきたが、ここではどうやって量子コンピュータを実現するかを見てみよう。 まず言っておかなければいけないのは、確かに理論では量子コンピュータの動作が証明されているが、実際の物理系を使って量子コンピュータを実現することは途方もなく難しいということだ。はじめからRSAの暗号解読が出来るような量子コンピュータが作れると思ってはいけない。それどころか、現在の量子コンピュータというのは、私たちが頭のなかで解けるような簡単な問題がやっと、というレベルなのだ。 そこで、量子コンピュータの製作において、次のように何段階かの目標を決めるとしよう。 1. 1qubitの量子力学的な重ね合わせの状態を作り、それを制御。 2. 2qubitの実
ファインMEMS知識データベース(DB)へようこそ ファインMEMS知識DBは、登録すれば自由に閲覧・編集できる、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems:微小電気機械システム)に関するオンライン知識DBシステムであり、……(全文) お知らせ 本文の図をご覧になりたい方は、提出戴いたIDとパスワードでログインしてください。 現在、試行期間(5月連休開けまでの予定)とし、不具合等ございましたら事務局へご連絡ください。 なお、一般公開はいたしておりませんので、Googleのサイト内検索は使えません。 ランキングファインMemsカテゴリ毎の入力知識数 読者投票ランキング 閲覧回数ランキング キーワード毎の入力知識ランキング 登録知識のマトリックス表示 ファインMEMSカテゴリによる分類MEMS/ナノ機能複合技術 Category:ナノ機械構造 Category:
超弩級の能力を持つと期待される量子コンピューター。原子や光子,人工の微細構造にデータを保存して処理する設計が考えられている。最も進んでいるのが捕捉イオンを操る研究だ。イオンにデータを蓄え,他のイオンに転送できるようになっている。開発を阻む原理的な障害はない。 私たちが行っている捕捉イオン実験では,電気的に浮揚させた個々のイオンが小さな棒磁石のように振る舞う。各々の棒磁石の方向(上向きと下向き)が量子ビットの1と0に対応する。レーザー冷却(原子に光子を散乱させることで原子の運動エネルギーを奪う方法)によって,捕捉トラップ内のイオンをほぼ静止させる。 これらのイオンは真空容器中にあるので周囲の環境からは分離されているが,イオンどうしの電気的反発による強い相互作用を利用して「量子もつれ」を作り出すことができる。量子もつれは個々の量子ビットの観測結果が相関し合う現象で,粒子の間を結ぶ“見えない配線
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