タグ

ブックマーク / ftp-admin.blogspot.com (6)

  • 第九回カーネル/VM探検隊で発表してきました

    12月8日に行われた第九回カーネル/VM探検隊でftp.jaist.ac.jpに関する話をしてきました。主にUltraSPARC T1について話しました。わりと変わったアーキテクチャのCPUなので、この会に集まる低いレイヤーに興味がある人たちに楽しんでもらえると思いまして。でも、こんなマイナーなCPUの話題を選んだのに、次の発表者と話題がかぶってしまいました。次の方の話題がUltraSPARC T1のオープンソース版のOpenSPARC T1だったんですよ。これがカーネル/VM探検隊のおもしろいところですね。

    bata64
    bata64 2013/12/13
    「UltraSPARC T1のオープンソース版のOpenSPARC T1」そんなのあるのか!
  • ブロワが壊れた

    実は1か月以上前から、Sun Fire T2000の背面のファントレイのブロワが壊れたままになっていました。ファントレイは以下の写真のような部品です。壊れたままになっていたのは、直したくても直せなかったからです。 料金が高いわりにめったに壊れないので、Sun Fire T2000は保守契約を結んでいませんでした。壊れたら有償修理で直せばよいと考えていたのです。それで壊れたときにOracleに問い合わせたら、保守契約を結んでいないハードウェアの有償修理を1か月前に廃止したと言われてしまいました。富士通やCTCにも当たってみたのですが、修理を断られてしまいました。彼らから購入した製品ではないので当然ですね。 これはまともな方法では修理できないと判断して、中古の部品を取り寄せて交換することにしました。部品の調達はリユースサーバさんにお願いしました。おそらく海外から取り寄せたのでしょう。発注から1

    ブロワが壊れた
    bata64
    bata64 2010/09/13
    「Oracleに問い合わせたら、保守契約を結んでいないハードウェアの有償修理を1か月前に廃止したと言われてしまいました」なんですとー。
  • ロードアベレージが1000を超えた

    最強の看板を下ろしたミラーサーバftp.jaist.ac.jpの管理者の一人が、 このサーバにまつわるよしなしごとを語ります。 English versions of some posts on another blog. 12月17日の未明にftp.jaist.ac.jpのロードアベレージが1000を超えました。気がついたときには峠を過ぎていて、15分平均がちょうど1000くらいで、1分平均は120くらいまで下がっていました。忙しい間はMRTGがsnmpdからロードアベレージを正しく取れていなかったため、残念ながら証拠が残りませんでした。UltraSPARC T1は32スレッド同時に処理出来るので、1000といってもシングルコア・シングルスレッドのCPUの31くらいですけどね。 12月16日の朝にFirefox 3.5.6がリリースされました。翌午前1時くらいにアメリカのからのアクセ

    ロードアベレージが1000を超えた
    bata64
    bata64 2009/12/18
    CPUの使用率が100%近くまで上がったのは、worker MPMのスレッド間でロックが競合したときにスピンロックしていたからです。
  • ネットワーク性能のチューニング (Sun Fire T2000編)

    最強の看板を下ろしたミラーサーバftp.jaist.ac.jpの管理者の一人が、 このサーバにまつわるよしなしごとを語ります。 English versions of some posts on another blog. Sun Fire T2000には4ポートのGbEが装備されているので、これを束ねれば理論的には4Gbpsのスループットが出ます。しかし、Sun Fire T2000はうまくチューニングしないと、CPUに余裕がある場合でも低いスループットしかでないので注意が必要です。 Solaris 10のTCP/IPスタックについては、「特集記事: Solaris OS ネットワーキング -- マジックの種明かし」が詳しいです。これによると、着信パケットをデバイスの割込みからTCPの出口まで、squeueというデータ構造を使って1つのCPUで処理することがわかります。この場合のCP

    bata64
    bata64 2009/11/26
    あとで読む
  • net-snmpのC10K問題(前編)

    最強の看板を下ろしたミラーサーバftp.jaist.ac.jpの管理者の一人が、 このサーバにまつわるよしなしごとを語ります。 English versions of some posts on another blog. 昔C10K問題というのが話題になりました。Y2K問題をもじった名前なので2000年から数年間くらいですね。インターネットのバックボーンが1Gbpsに到達した。GbEを備えた1GHzのCPUのサーバが安価に手に入るようになった。しかし、10,000クライアントを同時にさばこうとすると、ハードウェアではなくOSがボトルネックになるという問題です。 当時はsendfileのようなゼロコピーsendのシステムコールはありませんでした。大量のスレッドを効率よく実行できるのは一部の商用OSだけでした。大量のファイル記述子の状態変化を効率よく待つ仕掛けもありませんでした。これでは

    net-snmpのC10K問題(前編)
  • ZFSはRAIDと相性が悪い

    最強の看板を下ろしたミラーサーバftp.jaist.ac.jpの管理者の一人が、 このサーバにまつわるよしなしごとを語ります。 English versions of some posts on another blog. Sun Fire T2000には最初、2GbpsのFibre Channelに対応したSATAのディスクアレイを2基つないでいました。それぞれ14D+1P+1SのRAID 5にして、2つのvdevでZFSのpoolを1つ作りました。これはRAID 5+0に相当します。 しかし、この構成はまったく性能が出ませんでした。負荷がほぼ100%のときにディスクアレイ1基あたりで約20MB/sしか出ません。1基20MB/sなら2基合わせて40MB/s、ビットにすると320Mbps、ARCの助けを借りても、ftp.jaist.ac.jpの出力帯域は450Mbpsがいいところでした

  • 1