トレンドマイクロは11日、ランサムウェア「CrypTesla」(通称「vvvウイルス」)について、国内での攻撃が急増している現状を公表した。スパムメールにより「CrypTesla」を拡散させようとする動きが、活発化しているという。 他の写真を見る 世界的には、11月末ごろから「Invoice」「Payment」といったタイトルで、請求書関連に見せかけたスパムメールが流通。12月11日までの累積で11万通以上の拡散が確認されていた。 同社では日本での流通は限定的とみていたが、12月9日時点で、関連する不正URLのブロック数が、国内で急増していることが確認された。そのため、あらためて注意を呼びかけたとしている。日本への流入の増加が推測されているスパムメールは、タイトル・本文ともに英語で、特別に日本人をターゲットにしているわけではないという。 一方で、微妙に件名の文字列や数字列を変化させた