去年、東京・江戸川区の路上に客の男性の遺体を遺棄したとして飲食店の元店長らが逮捕された事件で、店では被害者の男性に対し、アルコール度数の高いテキーラが提供されていたことが捜査関係者への取材でわかりました。警視庁は、こん睡後、死亡した男性を放置したとみて調べています。 去年10月、東京江戸川区南小岩の飲食店に客として訪れ、その後、店内で死亡した江戸川区の調理師、小坂井晋さん(44)の遺体を店の前の路上に遺棄したとして、飲食店の元店長の神谷健志容疑者(34)と、元従業員の堀江拓也容疑者(28)が逮捕されました。 これまでの調べで、男性の死因は急性アルコール中毒とみられていますが、その後の調べで、この飲食店では、男性に対し焼酎などのほかアルコール度数の高いテキーラが提供されていたことが、捜査関係者への取材でわかりました。 男性の体内からは、致死量にあたるアルコールが検出されたということです。 付