◇来年には旅券センターや総合病院も 藤沢市の辻堂駅前で進む大型再開発の中核商業施設が完成し、名称が「テラスモール湘南」と決まった。店舗数は281と湘南最大で11日にオープンする。来年7月には地元自治体が県から旅券(パスポート)発行業務の権限移譲を受けてパスポートセンターを設置。10月には高度先端医療も視野に入れた藤沢徳洲会病院も開院予定で藤沢、茅ケ崎両駅の間で埋もれがちだった辻堂が湘南地域の新しい“核”となる。 商業施設は「人と人が自然に声を掛け合えるテラスのように」と名付けられ、4層の段丘状。ファッション・インテリアで世界的にファンを持つ英国の「キャス・キッドソン」が世界初のカフェをオープンするほか、ハワイアンショップの「フラレフア」が、日本初出店。県内初の店は37にのぼる。約6万平方メートルの敷地に延べ床面積約17万平方メートルの店が並ぶ。 辻堂駅は現在改装中で、乗降客が増えることを見