不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 僕らは普段やたらとほとんど根拠もないままに、何かが役に立つとか立たないとか、勝ち組だとか負け組だとか、あれは間違ってるとか悪いとか、自分はダメだとか弱い人間だとか、そんなことばかりを気にして生きています。そして、いつでも役に立つほう、正しいほう、強いほう、勝ち残ったほうをほとんど無条件によいものだと信じています。知識を得るのにも、仕事をするのにも、量より質だとか信じているのか、ほとんど独断的ともいえる"選択と集中"とやらでみずからが関わる領域を狭めています。 一方、生物進化論の分野でも、自然淘汰を核とするダーウィニズムが幅を利かせ、変化する環境に適応した種が生き残りつづけることで進化が進んできたことを示唆しています。環境において強さをもつものが生き残ってきたとでもいうように