「クラウドは一時のバズワードでは終わらない」。クラウドの動向を長く注目してきた野村総合研究所 情報技術本部 技術調査部 上級研究員 城田真琴氏はこう指摘する。いよいよ本格化するクラウドだが、サービス提供ベンダーが増えるにつれて競争も激化している。ITロードマップセミナーSPRING 2010「最新IT動向と企業情報へのインパクト」で城田氏は、クラウド市場の動向、注目の製品群、さらにクラウド時代のベンダーとの付き合い方について語った。 競争の激化で低価格化が進むクラウドサービス 城田氏はまず、パブリッククラウドサービスの動向について言及。IaaS、PaaSのレイヤで大手がこぞって低価格競争に入っており、「マイクロソフトの参入が大きく影響して、パブリッククラウド大手の仮想サーバ料金は1時間10円が標準になっている」状況だと指摘。さらにこれで頭打ちではなく、「今後はますます利用料金の低下が期待で
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