日本とモンゴルの関係とは 日本とモンゴルの関係というと初めに思い出すのは、鎌倉時代に起こった2度に亘る元寇ですね。 歴史の教科書には九州沖にあった元軍の船がたまたま襲来した台風で撃退出来たということが通説でしたが、実際には海に囲まれた日本に攻め込むこと自体が当時の文明では難しかった為、日本海を渡り疲弊しきった元軍を九州沖に集結した鎌倉武士団が実力で撃退したということが事実であることが分かってきているみたいですね。 当時、武士が力を持ち始め、騒乱の世となった中で庶民を救う仏教の教えである念仏仏教が流行り出した頃ですが、その当時、権力を握っていたお坊さんたちが仏の教えを広めるために、祈りの力で台風が来て日本を救ったとという話を広めたことが、元寇を台風で撃退したと伝わっている理由のようですね。 次に思い起こすのは日清・日露戦争後、満州の割譲を受けた日本は、大陸への領土的野心を燃やします。1920