ことし4月、俳優の萩原流行さんが、東京・杉並区でオートバイを運転中に転倒して死亡した事故で、直前まで左側の車線を走っていた警視庁の護送車の車線変更が事故につながった疑いが強まったとして、警視庁は護送車を運転していた警部補を過失運転致死の疑いで書類送検しました。 警視庁が調べた結果、事故の直前まで左側の車線を走っていた警視庁の護送車が、萩原さんのオートバイの前に車線変更したことが転倒につながった疑いが強まったということです。 警視庁は、護送車を運転していた56歳の警部補が後方の安全を十分に確認せず車線変更した責任は重いと判断し10日、過失運転致死の疑いで書類送検しました。 警視庁によりますと、調べに対し警部補は「車線変更が事故の一因であることは間違いない。オートバイが来ていたのは分かっていたが、車線を譲ってもらえると思った」などと話しているということです。 また、警視庁は、萩原さんをはねた車