世界的なテレビゲーム機メーカー任天堂の元社長の山内溥(やまうち・ひろし)さんが19日、死去した。85歳だった。通夜は21日午後6時、葬儀は22日午後1時から京都市南区上鳥羽鉾立町11の1の任天堂で。喪主は長男克仁氏。 最新トップニュース
(左)従来のキョロちゃん(右)新しいキョロちゃん=プレスリリースから新デザインのキョロちゃんは、ピーナッツ、いちご、キャラメルの3人がおり、アイドルダンスユニット「キョロちゃんズ」としてデビューすることにもなった 森永製菓は26日、チョコレート菓子「チョコボール」のキャラクター「キョロちゃん」のデザインを1967年の発売以来、初めて変更すると発表した。 森永製菓によると、子どもが親しみやすいように、これまでよりもやや丸みを帯びたデザインにした。「ピーナッツキョロちゃん」「キャラメルキョロちゃん」「いちごキョロちゃん」の3人が登場する。商品の箱には3月上旬から新デザインを採用する。新しいテレビCMも、3月1日から放映する予定という。
カシオ計算機名誉会長の樫尾俊雄さん=同社提供樫尾氏が1972年に開発して大ヒットした世界初の個人用電卓「カシオミニ」=カシオ計算機提供 樫尾俊雄さん(かしお・としお=カシオ計算機名誉会長)が15日、肺炎で死去、87歳。葬儀は近親者で営まれた。後日お別れの会を開く。問い合わせ先はカシオ計算機秘書室(03・5334・4111)。 1957年に3人の兄弟と一緒にカシオ計算機を設立し、技術開発の中心を担った。電気回路を用いた世界初の電気式計算機を開発し、57年に発売。72年に開発した世界初の個人用電卓「カシオミニ」は600万台の大ヒットとなり、電卓の「ひとり1台時代」を切り開いた。
印刷 東京タワーのそばを月食で半分程度が欠けた月がかすめていった=10日夜、東京都港区、山本裕之撮影皆既月食となり赤みを帯びた月=10日午後11時8分、高橋洋撮影 月が地球の影にすっぽり隠れる皆既月食が10日夜、全国各地の好天だった場所で観測された。東京都港区の東京タワーの足元では、東日本大震災で変形したタワーの先端を赤銅色の月がかすめていく様子が見られた。この先端部は、震災前から計画されていた交換工事が年明けにも始まる予定。 国立天文台によると、次に国内で皆既月食が見られるのは2014年10月8日で、全国で観測できる。来年6月4日には最大4割ほどが欠ける部分月食がある。 関連リンク10日夜、全国で皆既月食 各地で観測会(12/7)皆既月食、16日夜明け前に 国内半年ぶり、関東以西で(6/14)
印刷 猿と一緒に映画を鑑賞する人たち=大分市神崎猿と一緒に映画を鑑賞する人たち=大分市神崎猿と一緒に映画を鑑賞する人たち=大分市神崎 「猿の聖地」が「猿の惑星」とつながった――。約1300匹の猿が生息する大分市神崎の高崎山自然動物園で6日、全国で7日から公開される映画「猿の惑星 創世記(ジェネシス)」の上映会があった。約200人の観光客らは、集まってきた約400匹の猿に囲まれながら大型テレビに映し出された迫力満点の映画(約13分のダイジェスト版)を楽しんだ。 企画は1カ月ほど前に、大分市が配給会社と同園に依頼して実現した。「全国的に猿の生息地として有名な高崎山で、猿と人間の絆が描かれた人気シリーズを上映して知名度を上げられれば」と市観光課の羽田野文和さん(57)は話す。 園内の特設会場には3台の大型テレビが置かれた。係員は猿をひき付けるためにブドウやバナナなど普段とは違う餌を用意。係
印刷 ワンガリ・マータイさん ロイター通信が26日、ケニアメディアの報道として伝えたところによると、2004年にノーベル平和賞を受賞した同国の環境活動家ワンガリ・マータイさんが、首都ナイロビの病院で死去した。71歳だった。マータイさんはがんの治療を受けていたという。 マータイさんはNGO(非政府組織)「グリーンベルト運動」を1977年に設立し、環境保護と住民の生活向上に取り組んだ。運動はケニアだけでなくアフリカ各地に広がった。こうした功績が評価され、アフリカ女性として初めてノーベル平和賞を受けた。 米国の大学で生物学を学び、ナイロビ大で博士号を取得、女性の地位向上にも努めた。国会議員や環境副大臣を歴任した。05年に訪日した際、「もったいない」という日本語に感銘を受け、「この精神を環境保護のために役立て世界に広げたい」と語っていた。09年には旭日大綬章を受賞している。 続きは朝日新聞デ
印刷 メダルゲームを楽しむ80代の女性=2日午後、東京都葛飾区亀有3丁目のハロータイトー亀有、遠藤真梨撮影 かつて子どもの遊び場だったゲームセンターがいま、お年寄りも楽しめる「憩いの場」になりつつある。ほかの娯楽施設より安く長く遊べる点が人気のようだ。少子化と若者の「ゲーセン離れ」に悩む業界各社も、シニア向けサービスに本腰を入れ始めた。 8月中旬の平日昼下がり。東京都葛飾区のゲームセンター「ハロータイトー亀有」では、十数人のお年寄りが遊んでいた。 「今日の調子はどうかい」。畳敷きベンチに座って小藤チエ子さん(76)が野田マツさん(86)に話しかけた。2人ともここの常連客で、通っているうちに友達になった。10年ほど前に夫を亡くした小藤さんは「1人で家にいるとぼけてしまうけど、ここでゲームをしていれば時間を忘れられる」と語った。 店は2年ほど前から高齢者が増え始め、今は平日昼間の利用者
東北地方に停滞する梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、24日は関東北部を中心に気温が上昇。群馬県伊勢崎市で午前10時55分に38.2度を記録した。これまでの6月の最高気温は1991年6月27日、静岡市で観測された38.3度。 気象庁によると、気温が35度以上の猛暑日となったのは8地点(午前11時現在)で、群馬県高崎市で36.0度、埼玉県秩父市で35.7度、三重県尾鷲市で35.3度など。気温30度以上の真夏日となったのはこの日、全国で351地点に及んでいる。
インターネット上の住所に当たるドメイン名を管理する国際団体「ICANN」(本部・米国)は20日、シンガポールで理事会を開き、ドメイン名の末尾につく「トップレベルドメイン」について企業名や地名、一般名称などを自由に導入できるようにすることを決めた。英語以外のすべての文字の使用も可能となる。来年1月から登録を始め、来秋以降の実施を目指すという。 ICANNによると、トップレベルドメインのうち、「.com」「.net」などは分野別トップレベルドメイン(gTLD)と呼ばれ、現在は22種類に限られている。これが「.music」「.paris」など一般名称や都市名、企業・団体名など幅広い言葉が使えるようになる。また、平仮名や片仮名、漢字など世界中の言葉と文字が使えるようにすることも決まった。 申請されたgTLDを、ICANNが審査する。審査費用として18万5千ドル(約1484万円)が必要とされ、申
米メディアは1日夜(日本時間2日午前)、国際テロ組織アルカイダのオサマ・ビンラディン容疑者が死亡したと伝えた。オバマ米大統領が緊急声明を発表する見通し。
住民たちが「日本一」と自慢していた津波防潮堤。右側奥は壁が破壊されていた=岩手県宮古市田老地区、吉村写す 「日本一の防潮堤」「万里の長城」――。住民たちは、そう呼んで信頼を寄せていた。岩手県宮古市田老地区にあった全国最大規模の津波防潮堤。だが、東日本大震災の未曽有の大津波にはなすすべもなく、多数の死者と行方不明者が出た。「今後、どうやって津波を防いだらいいのか」。住民たちはぼうぜんとしている。 「津波は堤防の倍くらい高かった」。防潮堤の近くに住んでいた漁師小林義一さん(76)は顔をこわばらせて振り返った。11日の地震直後、いったん堤防に避難した。だが、山のような津波が海の向こうから押し寄せてくるのが見えたため、急いで丘に駆け上り、難を逃れた。自宅は押し流されて跡形もない。 小林さんは「防潮堤は安心のよりどころだった。『防潮堤があるから』と逃げ遅れた人も多かったのではないか。堤をも
建設中の東京スカイツリー(東京都墨田区)が18日午後1時34分、完成時の高さ634メートルに到達した。東日本大震災の影響はなく、ほぼ予定通り。内装工事をへて来春、開業する。 東武タワースカイツリー社によると、17日までの高さは625メートル。18日午前9時50分から、アンテナを取り付ける鉄塔の引き上げ作業を始めた。634メートルは東京近辺の旧国名「武蔵(むさし)」にちなんでいる。
地震でもないのに揺れているようなめまいやふらつきなどを感じる「地震酔い」に悩む人が増えている。車酔いや船酔いと同じように、視覚情報と平衡感覚とのズレが原因だ。ストレスも一因といい、専門家は「不安を和らげることが大切」と呼びかける。 災害・紛争地域での医療支援が専門で、阪神大震災でも救護活動をした日本赤十字九州国際看護大学の学長、喜多悦子医師によると、地震酔いは周期が長い揺れが何度も続く場合に起きやすいという。今回は揺れた時間が長く、余震の回数も多かったため、症状を訴える人が多いとみる。 「余震がまた来るかも知れない」という不安感が、症状を強めている面もある。ゆっくりとした深い呼吸を何度か繰り返すと、気分が落ち着くという。避難所では周囲の人と手をさすりあう、手を握るなどの「手当て」も、効果的だという。「温かいお茶を少しずつ飲んだり、手足を伸ばしたりしてリラックスを心がけてみて」 朝日新
ガソリンスタンドには長い車列ができた=14日午後、東京都世田谷区、遠藤啓生撮影 被災地以外の地域で、消費者が水や食料、ガソリンなどを必要以上に買う動きが出ているとして、政府は14日、各省庁の担当者を集めて物価担当官会議を開いた。便乗値上げは確認されなかったが、首都圏を中心に消費者の極端な「買いだめ」が起きていることが報告され、蓮舫消費者担当相は、冷静な対応をとるよう呼びかけた。 会議では、経済産業省の担当者がスーパー大手から聞き取ったデータを紹介。13〜14日にかけて首都圏の店舗からの発注量は、水が通常の10倍、納豆が2〜3倍、豆腐が1.7倍、牛乳が1.5倍にはね上がった。売上額だと、鶏肉が9倍、缶詰が3倍、大型ペットボトル飲料が1.8倍、コメ1.6倍に。食料品以外でもガスコンロの売り上げは6倍、自転車が3倍、マスクが2.5倍に上ったという。他の大手スーパーもおおむね同じ傾向だという。
石原慎太郎・東京都知事は14日、東日本大震災に関して、「日本人のアイデンティティーは我欲。この津波をうまく利用して我欲を1回洗い落とす必要がある。やっぱり天罰だと思う」と述べた。都内で報道陣に、大震災への国民の対応について感想を問われて答えた。 発言の中で石原知事は「アメリカのアイデンティティーは自由。フランスは自由と博愛と平等。日本はそんなものはない。我欲だよ。物欲、金銭欲」と指摘した上で、「我欲に縛られて政治もポピュリズムでやっている。それを(津波で)一気に押し流す必要がある。積年たまった日本人の心のあかを」と話した。一方で「被災者の方々はかわいそうですよ」とも述べた。 石原知事は最近、日本人の「我欲」が横行しているとの批判を繰り返している。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く