日本オラクルはOracleが買収したPeopleSoftやSiebel、そのほかのアプリケーションやテクノロジーを最大限に生かすことで、今後金融業界向け取り組みをさらに強化することを明らかにした。 日本オラクルは4月6日、記者向けのブリーフィングを行い、Oracleが買収したPeopleSoftやSiebel、そのほかのアプリケーションやテクノロジーを最大限に生かすことで、今後金融業界向け取り組みをさらに強化することを明らかにした。 「SAPはERPで確かに不動の1位だが、金融に限ってみればオラクルの方が強い」と自信を見せる同社。今後は、買収で獲得したテクノロジーやノウハウを生かして、同業界での存在感をさらに高めていく考えだ。 同社が金融業界向けの取り組みを始めたのは早く、1998年に「銀行ERP研究会」を立ち上げたところにまでさかのぼる。ラウンドテーブル形式でいろいろな銀行やIT企業が集