前回、僕は高級飲食店があと十数年で根絶すると書いた。 takasuka-toki.hatenablog.com その理由は、端的に言えば飲食業界は極めてマニュアル化しやすく、高級食材を使ってレシピを再現するだけならばロボットで十分置換可能だからである。 家電業界をみればわかるように、人は人情よりも安さと便利さを尊重する。街の電気屋はヨドバシ・ビッグ・ヤマダといった大型量販店に根絶させられ、そして既存の市場を破壊した大型量販店ですら、今ではアマゾンや価格コムに大打撃を与えられている。 今現在は調理技術と人情で何とかなっている高級飲食店だけど、ロボットの利用で安さと便利さが提供される事になった時、高級飲食店が今のような形で生き残る可能性は極めて低いだろう事は想像に難しくない。 では料理人はオワコンなんだろうか?いやいやいや。そんな事はない。今日は今後の美食業界が走る未来について大々的に予測を打